保健福祉学科3年の平野ゼミには9人が所属しています。夏頃、二人の女子学生より、第九の演奏会の合唱に今年も参加したいこと(3年連続の参加だそうです！)、ただしゼミと練習会の日程が重なっていることについて相談を受けました。ほかの学生にもそのことを伝え、皆で話し合ってゼミの曜日を変更して応援しようということなり、演奏会当日も鑑賞したいという声があがりました。
　12月3日の本番当日、皆で並んで座って演奏会を鑑賞しました。ある男子学生の感想です。
「いつもイヤフォンで聴いている音楽とは比べ物にならない演奏の迫力、合唱団のお腹の底から響いてくるような声、それを指揮する指揮者、全ての人から本物の気迫をヒシヒシと感じました。一心不乱に追いかけるという熱い気持ち、何かに本気になってぶつかっていくことの大事さを再認識しました。」
　今回の鑑賞は、そのような興奮や感動をゼミ生同士で共感しあえる貴重な機会となりました。今後も学生同士が共感しあえる機会を増やしていきたいと思っています。