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医療福祉学部 保健福祉学科 保健福祉専攻・生活福祉専攻

卒業生紹介

高橋 春華 さん

自分に自信を与えてくれた
学生時代の経験


 障害がある方へ、生活相談支援や福祉サービス利用支援などを行っています。利用者の方の生活や人生はご本人のもの。その視点を大切にサポート役に回り、ご本人の生活に寄り添いながら意思を引き出し、その道筋を具体化していきます。福祉には障害者、高齢者、児童、医療など様々な領域があり、それぞれが奥深く、やりがいに満ちた仕事です。

社会福祉法人あおぞら 障害者相談支援事業所てれんこ勤務 相談支援員
高橋 春華 さん[ 平成28年度卒業 ]
宮城県╱クラーク記念国際高等学校 仙台キャンパス卒業
坂下 直也 さん
認定特定非営利活動法人
Switch 勤務
坂下 直也 さん
保健福祉専攻 平成26年度卒業
宮城県╱宮城県白石工業高等学校卒業
一人でも多くの方が、やりたい仕事に進めるよう支援を続けていきます。

現在の仕事について
 障害を持つ方々が就学・就労に希望を持って臨んでいける機会の提供を目的として活動するNPOに勤務しています。利用者の方々がやりたい仕事に向かって進んでいき、その結果、実際に就職された方のお話を聞くことができたり、その笑顔を見ることがやりがいになっています。これからも一人でも多くの方が仕事に向かって少しずつでも進んでいけるように、支援をしていきたいと思います。

大学時代を振り返って
 3年のとき、9ヵ月という長期間の実習を経験しました。実際に仕事の現場に入ることで、教室では学ぶことができないものを得ることができました。またサークル活動では学園祭の運営に携わることができ、チームでひとつのものをつくり上げる難しさ、楽しさを学ぶことができました。4年になってからは実習や国家試験と向き合い、一つひとつの課題を仲間と支え合いながらクリアすることで、大きく成長できたのではないかと思います。
齋藤 知美 さん
一般財団法人大原記念財団
清水病院 勤務
齋藤 知美 さん
保健福祉専攻 平成26年度卒業
福島県╱福島成蹊高等学校卒業
患者さんはもとより、他職種の方からも頼られるワーカーを目指して。

現在の仕事について
 私は精神科病院のデイケアに所属しています。仕事の内容はケースバイケースのことが多く、「一日一日が同じではない」というところに、この仕事のやりがいを感じています。従って毎日、勉強の連続であり、良い方向に変化する患者さんを感じることができたとき、この仕事をやっていて良かったと思います。今後は、患者さんや他職種の方から頼られるようなワーカーになりたいと考えています。

大学時代を振り返って

 大学では国家試験に向けて、一生懸命に勉強したことが印象に残っています。授業の空き時間や放課後を利用して、同じ試験を受ける仲間と教え合い、支え合いながら一緒に勉強しました。試験勉強から逃げたくなることが何度かありましたが、仲間の存在があったからこそ、乗り越えることができたのだと感謝しています。
佐藤 静佳 さん
公益財団法人 湯浅報恩会
寿泉堂綜合病院 勤務
佐藤 静佳 さん
保健福祉専攻 平成25年度卒業
福島県╱福島県立郡山東高等学校卒業
人生の決断の場面に立ち会うことに、責任とやりがいを実感。

現在の仕事について
 医療ソーシャルワーカーとして、生活課題を抱えた方の相談を受けています。課題解決に向けて一緒に考えさせていただくこと、人生や生活の選択・決断の場面に立ち会わせていただくことに大きな責任とやりがいを感じています。相手の選択の幅が狭まらないよう、常に自身のレベルアップを図り、変化し続ける社会制度にも迅速に対応していきたいです。

大学時代を振り返って

 4年次は実習、卒論、就活、国家試験…と、毎日やることが多かったのですが、そのときの自分にできることを精一杯行いました。そして、友人と互いに支え合って臨んだ社会福祉士と精神保健福祉士の資格試験に合格。二つの国家資格を取得することができました。
高橋 優太 さん
独立行政法人国立病院機構
仙台西多賀病院 勤務
高橋 優太 さん
保健福祉専攻 平成22年度卒業
宮城県╱宮城県農業高等学校卒業
児童指導員として、チーム医療の一翼を担っています。

現在の仕事について
 重度心身障害児(者)病棟で、児童指導員として勤務しています。主に家族の相談支援、行政との連絡調整をはじめ、日々、患者様の状況を把握しながら、医師や看護師、理学療法士、作業療法士など各専門職と連携し、一貫した支援を提供できることにやりがいを強く感じています。これからもより質の高い支援を提供できるよう取り組んでいきたいです。

大学時代を振り返って

 大学での講義、ボランティア活動、社会福祉実習、ゼミなど、多くの人と出会い、関わる中で、他者を思いやることの大切さを学びました。大学の学びを通して培われた力は、現在の仕事を行う上でも大きく役立っていると思います。
梅木 諒 さん
東北大学病院
地域医療連携センター 勤務
梅木 諒 さん
保健福祉専攻 平成24年度卒業
岩手県/花巻北高等学校出身
心理、経済、社会的問題の側面から、患者様の「未来」を支援します。

現在の仕事について
 私は現在、社会福祉士の資格を活かし、医療ソーシャルワーカーとして東北大学病院に勤務しています。医療ソーシャルワーカーの仕事は、社会福祉の立場から患者様やご家族様の様々な相談に応えること。患者様の退院後の生活、医療費に関すること、社会保障制度の利用方法などの全てに気を配り、安心して社会復帰ができるようにアドバイスを行っています。

大学時代を振り返って

 豊田先生のゼミで地域福祉について学びました。仙台市青葉区社会福祉協議会での学外学習、地域のサロン活動への参加、災害ボランティアセンター設置訓練など様々な活動を経験。東日本大震災では被災地に足を運び、ボランティアセンターの役割や運営状況のお話を伺って卒業論文にまとめました。夢に向かって全力疾走した濃厚な4年間だったと思います。
伊藤 公善 さん
社会福祉法人 みんなの輪 勤務
伊藤 公善 さん
保健福祉専攻 平成15年度卒業
宮城県╱宮城県泉館山高等学校出身
他の職種にはない喜びを得られる社会福祉士という職業

 社会福祉施設で障害を持つ方の生活支援、就労支援、相談支援などを行っています。利用者の皆さんが持っている夢や目標を一緒に叶えたり、達成することで自分も同じ喜びを感じられることが、最高のやりがいです。学生時代にともに学んだ仲間とのつながりは今も続いていて、同じ福祉に関わる者同士の貴重な情報交換の機会となっています。