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総合政策学部 総合政策学科

岡 惠介 教授


Keisuke Oka

■担当講義
文化人類学、地域文化論、民芸論、東北文化論、生活環境文化論(大学院)

■最終学歴
筑波大学大学院環境科学研究科修士課程修了(1983年)

■学位
博士(文学)(筑波大学博乙第2264号)

■職歴 1985年 岩泉町立権現小中学校 講師
1986年 岩泉町教育委員会社会教育指導員
2008年 総合地球環境学研究所共同研究員

■教歴
1987年 アレン国際短期大学非常勤講師
1988年 アレン短期大学専任講師
1991年 アレン短期大学助教授、ザンビア大学アフリカ研究所研究員としてザンビア農村の現地調査に従事(1992年1月まで)
1995年 アレン国際短期大学教授、国立歴史民俗博物館基幹研究「日本歴史における労働と自然」外部研究員
1998年 国立歴史民俗博物館基幹研究「アジア地域における環境とその民族的プラクシス」外部研究員、岩泉町民俗資料調査員、岩手県立大学兼任講師
1999年 筑波大学兼任講師
2004年 東北文化学園大学総合政策学部教授
2006年 東北文化研究センター・オープンリサーチ焼畑部会共同研究員

■所属学会
日本文化人類学会、日本民俗学会、環境社会学会

■研究テーマ
大学院時代以来の研究フィールドである、北上山地山村安家(あっか)地区において、過去150年間における生業と環境利用、社会構造の変容・変遷を明らかにしていく。
日本の社会政策においてメインとはなりえなかった山村において、変動する外部社会経済にいかに対応し、地場の環境資源を活用しつつ、社会組織を再編しながら人々は生きてきたのか。それは今日のように環境問題が深刻化し、循環型社会の構築が求められるなか、どのように評価されるべきものなのか。このような研究と並行して、世界における動きを見るために、ザンビアの焼畑農耕民ベンバや、ネパールの山岳地帯に棲む農牧民マガールについても、その生業形態の変容をテーマに現地調査を行ってきた。

■研究業績
<著書>
2016年『山棲みの生き方』大河書房(単著)
2008年 「視えざる森の暮らし」大河書房(単著)、「日本の地誌4東北」朝倉書店(「北部北上山地の土地・資源利用」)
2005年 『森の生態史』古今書院(「山村における森林資源の利用史」)
2003年 『森林の百科』朝倉書店(「北上山地山村の森林利用と食文化」)
1996年 『民俗の技術』朝倉書店(「アラキ型焼畑の多様性の意味」)
1998年 『環境の民俗』雄山閣出版 (「季節と動植物」)
1995年 『北上山地の畑作習俗』国土地理協会 (「岩泉町内の各地の焼畑」)
1992年 『木の実の文化誌』朝日新聞社 共著

<論文>
2010年 「北上山地の牛飼いと柵をめぐる30年」『季刊民族学』136号
2009年 「安家森の文化的景観と短角牛の放牧」『2009年度日本建築学会大会農村計画部門協議会資料』、「北上山地の景観と環境」『季刊東北学』20号
2008年 「明治・大正期の岩手県周辺における大型哺乳類の狩猟」『総合政策論集・東北文化学園大学総合政策学部紀要』7
2007年 「東北の焼畑再考」『季刊東北学』11号
2006年 「描かれた昭和の「北上山地」」
『総合政策論集・東北文化学園大学総合政策学部紀要』5
2004年 「戦後復興期における「北上山地」像」
『総合政策論集・東北文化学園大学総合政策学部紀要』4
2003年 「北上山地における森林利用の諸相」
『国立歴史民俗博物館研究報告』 第105
2001年 「東北の焼畑」『東北学』4巻 作品社
「北上山地山村の生存戦略の成立条件」
『国立歴史民俗博物館研究報告』第87集
1998年 「焼畑農耕民ベンバの樹木利用」『民具マンスリー』31巻3号
1995年 「三陸地域研究と環境民俗学の視角」『三陸総合研究』7号
1994年 「木の実のあく抜き」『植物の世界』34号 朝日新聞社
1993年 「森林保護運動への対応をめぐる山村社会の生態史的研究」
『アレン短期大学紀要』10
1992年 「北東北の焼畑聞書」『岩手の民俗』10号
1991年 「中部ネパール山村における生業活動の変容」
『アレン短期大学紀要』8号
1990年 「北上山地中北部の焼畑の変異の諸相」
『アレン短期大学紀要』7号
「山に生きる」『季刊民族学』54

■科研費による研究内容・成果

森林資源の利用技術としての畑作と野生動物の管理に関する民俗環境史的研究