はじめに

学長メッセージ

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「輝ける者」たれ!

東北文化学園大学
学長 土屋 滋

みなさん、ご入学おめでとうございます。入学されたみなさんに贈る言葉として、真っ先に『「輝ける者」たれ!』をあげたいと思います。この言葉は、さとう宗幸氏が作詞・作曲した私たちの大学の学園歌に由来しています。「輝ける者」は、私たちの大学のシンボルワードであり、本学が求める理想の人間像を表しています。皆さんは大学に入り、自分を輝かせる何かを探し、見つけ、そして磨きをかけ、「輝ける者」として社会に巣立っていきます。私たちは、その過程を全力でお手伝いいたします。

東日本大震災から4年が経過します。ようやく被災地の復興の歩みは速度を増し、これから本格化していくでしょう。地域連携センターを中心に、被災地及び被災された方々に対するボランティア活動を継続的に行い、被災地の復興事業に寄り添う心を表明し続けて行かなければなりません。被災地復興状況の定点観測は、私たちの大学として是非とも継続させなければならない課題です。大学生らしい視点で、被災地を見守り、被災地に生きる人々との連携を模索して行きたいと思います。

本学は、「医療福祉」「総合政策」「科学技術」の3学部6学科からなっています。「医療福祉」はもとより、「総合政策」や「科学技術」も、「人」に深く関わる学問領域です。この3学部の学生や教員が一体となって、それぞれの立場で勉学やサークル活動に専念し、切磋琢磨することは、社会人としての人格形成に大きな役割を果たすものと信じております。今年は特に、ラーニングコモンズという素晴らしい交流の場が出来ました。この場を有効に活用し、同級生という横のつながり、そして教職員、先輩、同窓生などとの縦のつながりを深め、皆さんの人生を豊かに輝くものとしていただきたいと思います。

私たちの大学には、全学共通科目TBGUプロジェクトI(輝けるもの)、II(地域活動・ボランティア)、III(人間形成)が存在します。「輝ける者」としての意識を涵養するために始めた本学独自のプロジェクトです。その中でプロジェクトIは、ベートーベンの第九交響曲「合唱」を歌うことをゴールとしたプロジェクトです。昨年11月の演奏会は、飯森範親氏の指揮による仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演となりました。岩手大学、東北大学、合唱団有志の方々と共に歌った「合唱」は、今回も聴衆の心を魅了いたしました。私たちにはこんなに素晴らしいことが出来るのです。学生諸君は、是非大いなる冒険心を持って、この「合唱」に積極的に挑戦してみてください。

本学には『Student Adviser(SA)』制度があります。健康管理センターも設置されており、みなさんの心と体の相談に対応しています。さらに、大学全体で禁煙に取り組んでいます。みなさんの自活を少しでも支援することを目的とした『Student JOB (SJ)』も他の大学には類を見ない試みで、学生の自律性を培う試みとして評価されています。

本学は、仙台を眺望する国見の丘に聳(そび)えています。みなさんはこの丘で、日本を、また世界を俯瞰しながら育ち、広く社会に貢献できる人物として巣立っていただきたいと祈念しております。