Ⅴ 学部、学科案内

知能情報システム学科

現代社会において、コンピュータやネットワークに代表される情報技術が、携帯電話、銀行、病院など様々な場面や場所で利用されています。たとえば、旅行の前に旅行先の天気情報や交通情報などをウェブページから調べたり、インターネットを通じて外国にいる友人とテレビ電話をしたり、自宅で好きな歌手のコンサートを鑑賞することが実現されています。コンピュータ技術、情報ネットワーク技術、マルチメディア技術がこれらを可能にしました。

また、コンピュータを基にしたシステム技術が、福島原発事故現場で人の代わりに危険な作業をするロボット、近い将来の更なる超高齢社会での、身体が不自由な人を助ける介助ロボット、どこでも診断・治療が受けられる遠隔医療システムなどに使われています。

高度な情報化時代をリードし、安全で便利にコンピュータやネットワークを利用する技術、ロボット、医療福祉機器などに使われているシステム技術、全く新しいコンピュータの応用技術などを開発できる若い人材が様々な分野で求められています。この要請に応えるために「知能情報システム学科」のカリキュラムは、コンピュータの基本を理解した上で、それらの応用分野で活躍できる人材を育てることを目的として構成されています。カリキュラムにおける応用分野の教育目的は以下のとおりです。

○ネットワーク分野では、コンピュータや情報ネットワークを安全に便利に利用するための基本技術を学び、プログラマー、ネットワーク技術者などの情報化社会に役立つ高度な情報技術者を育成します。

この分野ではネットワーク社会の幅広い分野で活躍できる人材育成を教育目的とし、データベースやネットワークを応用したプログラミングなど高度情報化社会において連携される基本的技術を修得し、学生各自の能力や特性に応じた技術者の養成が行えるようカリキュラムを構成しています。

○マルチメディア分野では、情報信号処理、情報デザイン、コンピュータグラフィックスなどの高度な専門技術、および映像や音楽などのマルチメディアをさまざまな分野で応用するための技術に関して教育を行い、ウェブデザイナー、デジタル情報処理技術者などの高度な専門技術者を養成します。

この分野では、映像や音楽などのマルチメディア技術のみならず、人工知能などの知識も習得し、幅広い応用分野で活躍できる技術者の養成が行えるようカリキュラムを構成しています。

○バイオロボティックス分野では、コンピュータを基にしたシステム技術を用いた、介護ロボット、手術支援ロボット、救助ロボット、福祉介護機器、電動義肢などの設計や開発に必要な知識を学び、これらの機器メーカーにおける開発や保守管理を行うことのできる高度な専門技術者を養成します。

この分野では産業ロボットやヒューマノイドなどの従来型ロボットの基本技術を学ぶことのみならず、介護や福祉などへのロボット技術の新しい応用も教育します。

このように互いに関連する応用分野のカリキュラムを1つの学科に収容することにより、各自にあった分野を選択し、即戦力の専門技術者を目指して深く学べることのみならず、関連する多彩な応用分野の知識も得ることで、来たる高度情報化社会、超高齢社会を担う、より広い科学と技術の教養と知識と視野を持った柔軟な人材の育成を目指しています。

学科名に知能を冠することは、本学科の教育によって育成される人間も、本学科で学ぶシステムも、環境の変化に柔軟に対応できる高度な適応性を兼ね備えることを意味しています。さらに、理系志向の学生から文系志向の学生まで、多彩な人材の教育に対応するために、すべての分野において導入教育の充実を図ると共に、個々の学生の能力と特性に合わせた柔軟なカリキュラム体系を構成しています。

 1) ディプロマ・ポリシー、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー

1. 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

「知識・理解」

・知能情報システム分野の基礎を広く深く理解し、柔軟な対応力を身につけている。

「思考・判断」

・コミュニケーション能力などの社会人基礎力を養い、未来社会に対応できる能力を身につけている。

「技能・表現」

・知能情報システムの多彩な応用分野を広く学び、地域社会の発展に貢献できる力を身につけている。

「関心・意欲・態度」

・広い教養に裏打ちされ、魅力ある人生を創造する人間力を身につけている。

2. 入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

「知識・理解」

・知能情報システム分野の基礎を広く深く学びたい人。

「思考・判断」

・地域社会、未来社会に貢献したい人。

「技能・表現」

・知能情報システムの多彩な応用分野を広く深く学びたい人。

「関心・意欲・態度」

・人間力を高め、社会人基礎力を養い、魅力ある人生を創造したい人。

求める学習経験

・コンピュータや情報技術への興味・関心を持つに至る学習経験を有している。

3. 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

ディプロマ・ポリシーを踏まえ、教育課程を編成し実施する。

「基礎科目」

・広い教養と人間力を育成する。

「専門基礎科目」

・知能情報システム分野の基礎を広く深く理解する教育を行う。

「専門科目」

・知能情報システムの多彩な最新の応用分野を教育する。

「研修科目」

・社会人基礎力を育成する。

 2) カリキュラムツリー(別頁)

科学技術学部 知能情報システム学科 カリキュラムツリー [PDF]

 3) カリキュラム配置図(別頁)

科学技術学部 知能情報システム学科 カリキュラム配置図〈平成28 年度 入学者用〉[PDF] 

 4) 授業科目一覧表、卒業要件単位数カリキュラム対照表(別頁)

【授業科目一覧表・卒業要件単位数】

科学技術学部 知能情報システム学科 平成28 年度入学者用[PDF]

科学技術学部 知能情報システム学科 平成24・25・26・27 年度入学者用[PDF]

【カリキュラム対照表】

科学技術学部 知能情報システム学科 カリキュラム対照表[PDF]

 5) 東北文化学園大学科学技術学部知能情報システム学科における進級及び卒業研究の履修に関する細則

東北文化学園大学科学技術学部における履修登録単位数の上限に関する細則

東北文化学園大学科学技術学部知能情報システム学科における進級及び卒業研究の履修に関する細則

 6) 目標とする国家試験・資格

IT パスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、ネットワークスペシャリスト、エンベデッドスペシャリスト、データベーススペシャリスト、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、シスコ技術者認定、ME 技術者、福祉情報技術コーディネーター

 7) 将来の仕事

コンピュータ関連企業、情報通信・ネットワーク関連企業、エレクトロニクス関連企業、制御関連企業、情報サービス産業、ロボット開発産業、医療福祉系機器産業、医療情報産業、ソフトウェア産業、カーエレクトロニクス関連産業、研究・教育機関、国家公務員、地方公務員など

 8) その他(詳細は別に定める)

1. 実験・実習・演習概要

2. 卒業研究テーマ

3. 履修モデル

4. 卒業見込証明書の発行基準に関する規程

5. 他学部等単位認定基準

6. 新設科目の卒業単位への算入規定