■著書
●『生活視点の高齢者施設』新世代の空間デザイン
編集: 社団法人シルバーサービス振興会
協力: 社団法人日本医療福祉建築協会
発行: 中央法規出版 平成17年9月
共著者: 大原一興 他
●ヘルスプロフェッショナルのためのテクニカルサポートシリーズ『在宅療養のQOLとサポートシステム』
共著者:徳永恵子他/発行:コロナ社 平成18年5月
■査読論文
●終末期医療施設の特性と病棟計画に関する研究 その1、 松本啓俊・山本和恵・小高真一・竹宮健司・吉田一博
日本建築学会計画系論文報告集 第444号P39~48、平成5年2月
●生活関連施設の利用からみた中山間地域居住高齢者の生活圏に関する研究――栃木県安蘇群葛生町を事例として
瀧澤雄三・山本和恵・佐藤平、日本介護福祉学会Vol.9 No.1P71~P81、平成14年10月
●要介護高齢者の住まい方にみる続き間の有効性に関する事例的研究―― 個の社会化と住まいの開放化に関する研究
山本和恵・西田幸子・織井優貴子・志田正男・菅野實・本間敏行
日本建築学会計画系論文集第589号 P17~P24、平成16年12月
●長期療養の場としてのALS罹病者と家族の住まいに関する事例的研究、亀屋惠三子、菅野實、山本和恵、小野田泰明、坂口大洋、日本建築学会計画系論文集 第596号、P41~P47、平成17年7月
■作品
●宇都宮まちかどデザインコンペの一等入選
スカイブリッジ(歩道橋)、平成元年7月
■プロジェクト
●ユニベール財団平成17年度研究助成、「複合福祉施設整備計画を事例とした『建てる』選択と『建てない』選択の比較研究」平成17年~平成18年
商店の撤退と地域住民の高齢化が問題の地域に地域コミュニティと活性化の核として複合福祉施設を計画する。その際に「建てる」方法と「建てない」方法による2つの事業計画を立案し、効果、課題、住民評価等を検証する。地域のニーズを実現するための方法論を「実践」を通して考察する。
●平成18年度科学研究費補助金基盤研究(C)(一般)「建築計画学の関与による在宅リハビリケアシステムの構築に関する実践的研究」、平成18年~平成22年
早期の在宅移行と帰宅後の継続的な支援を必要とする「リハビリテーション」に着目し、よりよい生活をとりもどすためのリハと、それを取り巻く環境整備の方法論を開発する。さらに、当該研究のもうひとつの到達点は、変容する身体状況と環境の関係を「動的に把握するモデル」の提示にある。身体性を加味した建築計画学の序説を形成する。