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【実施報告】JIMOTOコラボインターン事前・事後研修を終えて

実施報告
2023年8月8日(火)~9月15日(金)に開催された、JIMOTOコラボインターンに本学学生6名(経営法学科3年5名、現代社会学科2年1名)が参加しました。本年度で5年目の開催となる本インターンシップは、地元企業で働く魅力を知るきっかけとして、宮城県内企業13社が共同開催している課題解決型の長期インターンシップです。昨年に引き続き、取り組み内容は「担当企業の事業や強みを活かして、地域のミライをより良くするアイデアを構想する」でした。参加学生達は各企業に2~4名ずつ配属された後、店舗・工場見学や経営者・社員インタビューを経て、他大学の学生とともに約1か月間グループワークでアイデアを磨き、プレゼン資料作成に取り組みました。
最終日の成果発表会では、経営者を前に学生達は緊張しながらも、それぞれ趣向を凝らして堂々と発表することが出来ていました。難しい課題ではありましたが、どのチームも企業や地域の強みと課題を分析し、実現したい未来をイメージした上で、学生視点を取り入れたアイデアを伝えていました。発表会終了後には配属先企業の経営者や担当者からのフィードバックがあり、学生達は少しほっとした表情で意見交換を行う様子が見られました。

◆JIMOTOコラボインターン キックオフ(8/8)

◆成果発表報告会(9/15)

◆授賞式(9/15)
グランプリ「株式会社鐘崎」

JIMOTOミライ賞「SKグループ」

JIMOTOアイデア賞「株式会社ヒロセ」
(本学学生2名がお世話になりました)
JIMOTOコラボレーション賞「ユーメディアグループ」


キャリアサポートセンターでは、参加学生が頂いた機会を最大限活かせるよう、学内にて事前・事後研修を行いました。2回の事前研修では「自身の強み弱み(社会人基礎力)の把握」「配属企業研究」「参加目標の明確化」を行い、参加前の動機づけや自己理解や仕事理解を深めた上でそれぞれが目標設定を行い、目標達成のために何をするか(行動目標)を書き出しました。
事後研修では、「なんとなく楽しかった」「やってよかった」で終わるのではなく、気づきや学びを言語化し、経験学習を促しました。具体的には、「振り返りシート」「社会人基礎力の変化」「事前目標の達成度」の観点から客観的かつ俯瞰的に経験を振り返り、書く、話す、他者の経験を聞くことを通して、自身の成長や変化、気づきの明確化を図りました。インターンシップを通して、普段は接することのない経営者や社員の方々へインタビューしたり、懇談する中で、様々な働き方や生き方に触れ、視野が広がった様子が見られました。
研修参加後のアンケートからは「目標を明確にすることが出来た」「インターンシップに参加する際に活かせることを学ぶことができ、実際に役立った」との声がありました。
◆事前・事後研修の様子

多忙な本業の傍ら、地元企業の皆様がタックを組んで、本気で取り組んで下さるインターンシップだからこそ、学生達にとっては、働くリアルを知り、気づきや学びの多い体験となりました。お世話になった企業の皆様、運営事務局の皆様に心より感謝申し上げます。