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現代社会学科 経営者・人事担当者・卒業生による講話 ~企業が学生に求めること~

実施報告
現代社会学科2年「キャリア形成Ⅲ・Ⅳ」の科目では、夏季(8月~9月)に行った2~5日間の就業体験の振り返りと自身のキャリアを考える上での業界・職種研究の一環として、仙台市を拠点とする事業所の経営者、人事担当者、卒業生の方々にご講話いただきました。
それぞれ、ソリューションビジネスにおけるソリューション営業、社会福祉業界における高齢者及び障害者福祉と介護・相談業務、ロジスティクスにおける物流マネジメント及びコンサルタント営業等、各業界の現状と将来展望、各事業所のビジョンに関する丁寧な説明と解説、各職種の特徴と新卒学生に求める人物像についてアドバイスをいただきました。
本講義に講話いただきました講師の皆様に感謝申し上げます。
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科目名; キャリア形成Ⅲ・Ⅳ (現代社会学科2年次配当)

株式会社セント 11月15日
管理部長(人事採用担当) 鈴木 孝一 様
ビジネスソリューション本部 ビジネスソリューション部 文教ソリューション課 
小野寺 貴弘 様(本学OB)

【学生の感想レポート/(株)セント】
・ 企業のデジタル化に伴い、これからはどんな会社でもIT人材が必要になってくることがわかった。操作が苦手だからといって投げ出さず、コツコツ地道に身につけていくことが大切なのだと学ぶことができた。
・ 営業職と聞くと言葉巧みに仕事しているイメージがあったが、話上手よりも聞き上手であるべきとの話を聞き驚いた。またニーズがどこにあるかの本質を捉えることが大切だと聞き、相手の求める商品を伝えるためには相手の話を丁寧に聞くことが大事とわかった。


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社会福祉法人幸生会 12月1日
特別養護老人ホーム泉クラシック/地域密着型特別養護老人ホーム栗生ハウス施設長
山田 裕樹 様(本学OB)

【学生の感想レポート/(社福)幸生会 様】
・ 1番印象的だったことは「知識はあとからついてくる。それよりもその人の経験からつくられる人柄が大事」と仰っていたところだ。今までは未来に重きを置いていたが、日常生活でどこに重きを置くかによって人柄は変えられると気が付いた。
・ 人の死に近い職であり、ツラいことが多いのではないかと思っていた。しかし、事例で聞いた男性は最後に感謝の言葉やこの施設で暮らせてよかったと語っており、つらく大変なことも多いがとてもやりがいのある仕事なのではないかと感じた。また、社員の方のリアルの声を聞き、幸生会で働いている人がどうしてそこを選んだのかや、仕事の魅力を知れ福祉業界への見方が変わった。


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株式会社東北丸和ロジスティクス 12月8日
代表取締役社長 平野 健治 様

【学生の感想レポート/(株)東北丸和ロジスティクス】
・物流は商品を運ぶだけではなく、倉庫に保管したり、荷役をしたり、流通加工し梱包や包装をし、それを情報管理していることなど、想像していた業界のイメージが良い意味で180度変わった。
・ 物流/ロジスティクスは全ての業界につながっており、物流が停止してしまうと経済が循環せず、当たり前の生活ができなくなるほど、なくてはならない役割を果たしていることがわかった。
・ 人の成長無くして、企業の成長なしということを聞いて、自分が就職活動をする時は、自分が人として成長できる環境で働きたいと思った。