看護学・リハビリテーション学研究

看護学・リハビリテーション学研究からのアプローチ

医療福祉学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

桂 理江子  助手
医療福祉学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
桂 理江子 助手

研究開始時の研究の概要

臨床実習は知識・技術面だけでなく,資質面など情意領域も含めた医療人としての総合力が問われる場である.本研究では①現在本学にて使用している情意領域評価表の到達度を比較し,実習生の情意領域特性を明らかにすること,②各実習期における細項目の変遷を俯瞰しその特徴を明らかにすること,③情意領域評価表の細項目間の関連を検討すること,そして④学内学習状況と情意領域評価の関連性について探索することを目的とする.

研究実績の概要

本研究の目的は、①臨床実習生の情意領域特性を明らかにすること、②各実習期における情意領域評価表(以下、評価表)の項目の変遷を俯瞰し、その特徴を明らかにすること、③評価表の項目間の関連を検討すること、そして④学内学習状況と情意領域評価の関連性について探索することである。

本年度は、本学で使用している評価表の自己評価表としての活用可能性を検討した。2020年度はCOVID-19感染症拡大による影響を受け、学外施設で行う臨床実習を学内にて模擬的に実施することとなった。本評価表は、臨床実習指導者(以下、指導者)に活用いただいているものであるが、臨床実習を学内にて実施するにあたり、学生自身に臨床実習前後に自己評価を行わせた。

その結果、対象者の立場を考える項目と積極性や探求心に関わる項目にて有意な得点の増加が認められた。このことから模擬的な臨床実習においても、学生は対象者の状態をイメージできるようになり、患者貢献意欲が高まったものと考えられた。

今後は従来通り学外施設で臨床実習を行う学生に対しても同様の調査を行い、本評価表が臨床実習における学生の情意面の変化を適切に捉えられるものであるかの検討を継続する。