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【報告:高大連携講座】高校生がウィルチェアラグビーを体験

イベント
7月28日クラーク記念国際高等学校と医療福祉学部保健福祉学科との高大連携講座で、
ウィルチェアラグビーの体験授業を開催しました。



ウィルチェアラグビーとは

ウィルチェアーラグビーは、頸随損傷や機能障がいなど、主に四肢に障がいのある選手が行うパラリンピック競技で、耐久力の高い競技用車いすと、つかみやすく加工された専用のボールを使用します。
車いす同士が衝突する「タックル」が許可されている、激しく迫力のあるスポーツです。

2016年に開催されたリオデジャネイロパラリンピックで、日本は銅メダルに輝きました。今回ご協力いただいた仙台市の「東北STORMERS」千葉県の「RIZE」のメンバーには日本代表のパラリンピアンもたくさん在籍しています。

ウィルチェアラグビーは、選手4人が1チームで戦います。
選手には、各々の障がいレベルにより0.5〜3.5点の持ち点が与えられます。
障がいが軽い選手ほど持ち点が高く、4人の合計点が8点を超えない構成が求められるため
選手の組み合わせにも戦略が必要となります。


■参考
一般社団法人日本ウィルチェアラグビー連盟
https://jwrf.jp/about/

高校生は、初めて体験する競技を体感するとともに、社会の福祉環境や障害者スポーツへの理解を深めました。

開催当日の様子は下記を御覧ください。

まずは実際のウィルチェアラグビーを見学します。
選手の解説を聞きながら、ルールを理解します。



見学のあとは、競技用車いすに慣れるための練習と、車いすでのパス回しの練習です。


実戦を想定して、ボールを持っていると選手が車いすでタックルしてきます。
とても大きな音と衝撃に、体感した高校生は驚いていました。


いよいよウィルチェアラグビーの実戦です。
短い試合時間でしたが、運動量はとても多く、健常者と障がいをもつ方との違いとは何かということを考える機会となりました。



試合終了後は選手と質疑応答を行いました。