東北文化学園大学

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大学ならではの学び—脳活動を測る~作業分析学~

「作業分析学」は作業療法で用いる『作業』の特性や構造、『作業』を行うために必要な諸機能を様々な手法で分析し、対象者の評価・治療・援助に応用させようとする学問です。この日は近赤外分光法(NIRS)を用いて『作業』が脳活動に与える影響について実習しました。
脳が活発に働くためにはたくさんの酸素が必要です。NIRSは脳血管中の酸素を運ぶヘモグロビンの濃度を測ることで、脳の活動状態を明らかにする機器です。

NIRSは、図のようなセンサーを用いて脳血管中の酸素を運ぶヘモグロビンの濃度を測り、脳の活動状態を明らかにする機器です。今回は、思考や判断する時に特に活動すると考えられている、前頭葉の働きを調べました。

学生が被験者となり、次の課題に挑戦しました。①単純に数字を書き並べる課題②注意機能と記憶を必要とする書字課題③単純に指先で細かいものをつまむ課題④ビーズを使った創作的課題(写真では、蛍光灯などの刺激からセンサーの機能を守るキャップを使用しています)

結果、①と③の単純な作業では脳の活動性はあまり高まらず、②の認知機能を必要とする課題で脳の活動性が高まること、②の作業よりも④の創作的活動で更に脳の活動性が高まることがわかりました。(グラフで上にいくほど酸素を運ぶヘモグロビン濃度が高い)

このように、『作業』が人に与える影響を科学的に解明し、医療・福祉・介護に活かしていけるのは、作業療法の魅力です。また、学生のうちから最新の機器を使った実習や研究ができるのも、大学ならではの魅力だと思います。