高校の「公民」や「地理」「歴史」をもっと身近に、もっと深掘りする学問です。
高校までの「公民」などは「日本の選挙制度はこうなっている」という制度の名前を覚えることが中心だったかもしれません。社会学は、その一歩先へ進みます。
例1(コンビニ): 「最近、お弁当の底が底上げされている気がする(実質値上げ)けどなぜ?」を、企業の戦略だけでなく、私たちの家計や世界情勢のデータから探ります。
例2(SNS): 「なぜみんな似たような動画をTikTokで投稿するの?」を、単なる流行として片付けず、私たちの「認められたい」という気持ちと、SNSの仕組みの繋がりから分析します。
例3(地元): 「なぜ自分の街にはシャッター街が増えたの?」を、地図や歴史データを使って、街のカタチが変わっていく理由を突き止めます。
教科書に載っている「言葉」を覚えるのではなく、社会で起きている「モヤモヤ」や「変化」の正体を、データやインタビューで突き止める「社会の探偵」のような学びです。
現代社会学部現代社会学科
社会学専攻
Sociology Course
よくある質問
FAQ
カリキュラムについて
- 社会学って、結局何を学ぶ学問なんですか?
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- 心理学や社会福祉学とは何が違うんですか?
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同じ出来事でも着眼点が違います。例えば「クラスで孤立している子」がいたとします。心理学は孤立している子の内面(性格)や、人間が誰かを仲間外れにするのはどんな時か?のような人間に共通する心理について考えます。社会福祉学は孤立している子の悩みや困りごとの背景(ヤングケアラー、経済的困窮など)に働きかけ、解決する手助けの方法を考えます。社会学は「なぜこのクラスの空気はこうなっているのか?」「席替えや部活の仕組みに原因はないか?」等、生徒たちが生活している学校という環境に注目し、社会そのものに働きかけていく方法を考えます。このように、「孤立した生徒」という問題を異なる視点から見ていきます。
現代社会学科では、基礎教育としてこれらの科目を網羅的に学び、その後の専攻分けで各分野の専門的な知識の習得を目指していきます。 - 数学やパソコンが苦手でも、データサイエンスの授業についていけますか?
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まったく心配ありません。高校までの数学では自分の頭で計算して正しい答えを求めることが重視されていたと思います。しかし社会学専攻で学ぶデータサイエンスの場合、計算自体はパソコンの統計解析アプリが行ってくれます。私達人間に求められるのは、その計算結果が「何を意味しているのか」に気づくことです。また、先生たちが「家庭教師」のような近さでサポートするので、最初は数学が苦手だった先輩たちも、最後にはカッコいい分析レポートを完成させています。
- フィールドワーク(外での調査)って、何をするの?
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簡単に言うと「大人の社会科見学」の発展形です。社会で何が起こっているかを知るためには教室の中で先生の話を聞いていているだけでは十分ではありません。実際に現場に出向いていって自分の目で見て、そこで働いたり暮らしたりしている人の話を聞くことで「社会のリアル」が見えてきます。社会科見学と違うのは、単に案内されるまま見て終わりではないという点です。自分達も現場の人たちと一緒に活動に参加して体験を通じて理解を深めます。
就職活動について
- 「社会調査士」という資格は、就職に役立ちますか?
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はい。役立ちます。この資格を持っていると統計的な資料から情報を読み取る力があること、調べたいことがあるときに適切な方法で調査やインタビューを行い情報収集する力があることを証明してくれます。今の社会はデータであふれていますが、それを正しく読み解ける人は不足しています。目指すのが一般企業でも公務員でも、あらゆる業界で求められる人材であることを示す根拠になるでしょう。
その他
- 大学は卒業しておいた方がいいと思うのですが、何のために大学に行くのか自分でもよく分かりません…
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そういう人こそ現代社会学部に来たら良いと思います。なぜなら現代社会学部の1年生の間は専攻が分かれていないからです。いきなり「高校卒業後の4年間の進路を決めて」と言われても難しいですよね。だから現代社会学部では1年目にいろいろな授業をかじってみて、「自分はこっちの道がいいな」と確信してから2年目にコース(専攻)を選べるようにしています。迷っている人ほど、この「ゆっくり選べるシステム」をうまく使っていますよ。