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学びの強み

強み6「入学前教育」

早期の学習支援で、さらに輝く
入学後の授業準備や学習意欲の維持などを目的に行う「入学前教育」。本学の総合型選抜育成入試「入門塾」は、入学前教育につながるスタートアッププログラムです。本学の中でも特筆すべき理学療法学専攻の取り組みとその成果をご紹介します。


今後さらに広がる、 入学前教育の重要性

 近年は全国的に、総合型選抜(旧・AO)入試や推薦入試といった、いわゆる「年内入試」による大学入学を決める方の割合が増加傾向にあります。
 その中で各大学が取り組む「入学前教育」は、主に入学する前の時期に行われるもので、その目的は、大学での学習にスムーズに移行できるための準備学習にあります。また、入学までの間の学習習慣を絶やさないことも大切な目的となっています。
 本学の入学前教育では、大学生活の紹介や模擬授業、レポート課題などを行います。また、入学前教育の一環として、「入学前ガイダンス」を、受験合格したタイミングに合わせて数回実施します。教員・在校生と懇談する機会もあり、大学での学習環境を具体的にイメージできることから、参加者からは「入学後の目標が明確になった」「在校生の声を聞けて参考になった」といった声が多く聞かれます。本学では今後、入学前教育のプログラムを学科ごとに体系化するなど、全学的に力を入れてまいります。

入学前教育の流れ

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オープンキャンパス
現地に足を運んでキャンパスの雰囲気を体験することで、自分に合った大学かどうかを見極めましょう。
\ まずは大学を見てみよう! /
入門塾
入門塾
\ 入学前に大学の講義に参加できる! /

10月に実施する総合型選抜育成入試を受ける予定の方に向けたプレ講義。入学後の学習にひと足先に取り組みます。入門塾修了後、希望者は本出願し、10月の試験を受験します。
10月:総合型選抜育成入\ 年内入試が増加しています /
10月:総合型選抜育成入試
\ 年内入試が増加しています /

総合型選抜育成入試は、委員会や部活等での活動実績や入学意欲などの資質を評価基準とする入試方式。進路が明確な方や、自己表現が得意な方が対象です。

11月・12月:学校推薦型選抜入試 Ⅰ期・Ⅱ期
学校推薦型選抜入試とは、高校の推薦による入試で、学習や部活動、ボランティアなどに熱心に取り組んだ方が対象です。
10月:総合型選抜育成入 \ 年内入試が増加しています /
入学前ガイダンス
\ レポート課題にもチャレンジ! /
12月は年内入試による早期内定者が対象。2・3月は一般入試合格者を対象に実施します。入学後の大学生活や心構えについて学び、学科によっては教員や在学生との懇談も実施します。

総合型選抜育成入試の「入門塾」は2025年度入試より「育成塾」に名称を改め、さらに学生たちの修学準備に資するプログラムにアップデートします。

理学療法学専攻が行う充実したプログラム

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 2023年度の理学療法学専攻の「 入門塾」は、7・8月の夏休み期間中に全6回の講義を実施し、参加者は理学療法士に必要な学問分野や仕事の基礎について学びました。午前中は座学による講義や実習、午後は障がい体験やグループワークなどの演習に取り組むことで、学生たちは知識を身につけるだけでなく、自分の将来を具体的にイメージできるようになります。回を重ねるごとに参加者同士や教員との関係性が深まり、入学後の活き活きとしたクラスの雰囲気づくりにも役立っています。

「入門塾」参加者の声

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総合型選抜育成入試を利用した畠山さん(宮城県/宮城県佐沼高等学校出身)と理学療法学専攻の鈴木誠教授にお話を聞きました。

希望にマッチした「育成入試」と「入門塾」

 高校3年生でラグビー部マネージャーの私は、受験と部活の両立で悩んでいました。そんな時、本学の育成入試の存在を知りました。私にとって、部活動を続けながら入学前に理学療法士の勉強ができるのは理想的で「これはやるしかない!」と思い、入門塾を受講することに決めました。講義は初めて知ることばかりでどの回も楽しく、血圧や歩行所要時間の測定など、体を動かしながら学んだことも印象に残っています。

畠山さん
畠山さん

知識と経験の「先取り」で、学生の熱意を後押し

 本専攻の「入門塾」は理学療法士に重要な基礎知識や考え方に広くふれます。例えば骨学や筋学、神経学などは、高校生にとって初めての学問分野ですが、このような先取り学習を行うことで、入学後の自信や充実感につながるはずです。

鈴木教授
鈴木教授

 専門職連携・チーム医療に対する先生のお話にも感銘を受けて、「自分も将来はその一員になれるんだ」と思うと、モチベーションが上がりました。入塾して本当に良かったです。

畠山さん
畠山さん

 課題を「勉強」と捉えてしまうと堅苦しいですが、畠山さんのように参加した高校生からは「自分が目指す仕事に必要な知識を“先取り”している」という意欲ある印象を受けます。将来像が明確にあると、学びは自然と進んでいくもの。私たちは理学療法士の先輩としてサポートができればと考えています。

鈴木教授
鈴木教授