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学校法人東北文化学園大学 中期計画「輝ける者を育むⅢ」

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理事長メッセージ

 学校法人東北文化学園大学は、これまで、中期目標・中期計画「輝ける者を育む」(2015~2018年度)及び「輝ける者を育むⅡ」(2019~2021年度)の2期にわたる中期計画を策定し、本法人が取り組むべき課題を時系列に整理し、諸課題に取り組んで参りました。
 この度、本法人が策定した中期計画「輝ける者を育むⅢ」は、2028年度に迎える本法人創立50周年に向けて、これまでの中期計画の反省を踏まえながら、建学の精神「輝ける者を育む」に基づく「50周年ビジョン」の下に2022年度から6ヶ年に渡る計画を立案いたしました。
 18歳人口の減少等、本法人を取り巻く環境は年々厳しいものとなります。多くの「輝ける者」を社会に輩出するため、本法人の更なる発展を目指し、この中期計画の実現に向け、本法人の教職員が一丸となって取り組んで参ります。

50周年ビジョン

 2019年6月1日に制定した、建学の精神「輝ける者を育む」とそれに基づく人材像「自立した力を持ち、他者とかかわり合いながら未経験の問題に応える人」を社会に輩出するため、創立50周年を迎える2028年における本法人のあるべき姿を目指し、次の50周年ビジョンを設定します。
50周年ビジョン

一人ひとりが高い成長力を実感できる教育力No.1の学園となる。

中期的戦略

50周年ビジョンの実現を目指し、設置校等における中期的戦略の概要は、次のとおりとします。
  1. 東北文化学園大学においては、入学した学生が4年間の学生生活をとおして自立した社会人へと成長できるよう教育内容を充実させます。特に、高校と大学教育の連携、初年次教育に力を入れ、さらには医療系、社会科学系、工学系の学部を有する総合大学である本学の強みを活かし、連携教育を充実させ、他者と関わり合いながら社会における諸課題に取り組める人材を育成します。

  2. 幼保連携型認定こども園久慈幼稚園においては、これまでの実績を踏まえつつ、幼小連携を含めた保育・教育体制の一層の充実を図り、岩手県久慈市における園のブランディングを深化させ、より地域に必要な幼稚園を目指します。

  3. 友愛幼稚園においては、2026年度に「幼稚園型認定こども園」から「幼保連携型認定こども園」に移行することを目標に、園舎の改築等を行い、保育・教育体制の整備を図り、仙台市青葉区愛子地域を中心に、地域に根差した幼稚園を目指します。

  4. 東北文化学園専門学校においては、職業実践専門課程として実践的な教育の質の向上に取り組み、資格取得のサポート及びキャリア形成の支援を充実させる他、入学定員確保に向け、高校生の関心を惹く特色ある広報・学生募集を展開します。

  5. 学校法人においては、2028年の創立50周年を迎えるに当たり、学生がより快適に学修できる環境整備を行い、1990年4月に開設した国見キャンパスのリニューアル及び学生ラウンジ等の整備を行います。
     また、本法人を安定的に運営するために、さらなる財政基盤の強化を図り経営基盤を確立するとともに、近年求められている「働き方改革」やDX(Digital Transformation)に基づき、教職員の働きがいの醸成・士気の向上を図ります。

重点項目

法人全体として重点項目を7項目掲げ、これに基づき設置校等で行動目標及び行動計画を策定し、計画の実現に向けて取り組みます。
  1. 各学校における将来構想と改革
  2. 教育及び修学システムの改善(教育・保育の質の改善)
  3. 施設設備の整備
  4. 学生支援の充実(園児支援の充実)
  5. 地域連携の強化
  6. 広報戦略の一元管理化
  7. 組織ガバナンス及び財政基盤の強化

中期計画「輝ける者を育むⅢ」の構造

中期計画「輝ける者を育むⅢ」の構造