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東北文化学園フォーラムも平成17年度以来、昨年まで17のテーマで開催を重ねて参りました。フォーラムでは本学の教育・研究の特色を活かし、広く市民の皆様と情報を共有するという形で、「高齢化社会」、「心の健康」、「発達障害」、「老後を楽しむ」、「震災復興」、「地域づくり」などをテーマに特別講演、シンポジウムを行ってきております。
第18回となる今年度は、健康社会の実現ということを念頭に、「感染症の予防」をテーマに取り上げました。毎年のように猛威をふるうインフルエンザは今シーズンも早い時期に流行の兆しがみられました。また、高齢になると肺炎を起こしやすくなり、その予防に対する知識は健康に過ごすためには欠かせません。
そこで、感染症の最新の予防対策と治療法について講演を行い、子どもの感染症予防から高齢者における適切な対応について知見を得る機会を一般市民の皆さまに提供します。
▶特別講演1
「インフルエンザの予防と治療の現状~ワクチンや薬は効くの?~」 講師 小田切 孝人 教授(東北文化学園大学医療福祉学部看護学科)
元国立感染症研究所インフルエンザウィルス研究センター センター長
元WHO インフルエンザ協力センター長
▶特別講演2
「肺炎の予防はなぜ重要か~肺炎球菌ワクチンを中心に~」 講師 渡辺 彰 特任教授(東北文化学園大学抗感染症薬開発研究部門)
元東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発寄附研究部門教授