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仙台市青葉区まちづくり補助事業指定「第三回 JR国見駅前交流拠点整備ワークショップ」が開催されました

去る9月8日火曜日、7月22日開催の第二回ワークショップにひき続き、第三回ワークショップが開催されました。

 前回は“食の拠点”として「安価で手軽。でも満足度200点満点の感動弁当」を作ろうというテーマで、大学内レストラン「たりてますか」主宰シェフ畠山麗氏を講師として参加者の方々は実際に“キャラ弁”を作りながら、食の拠点としての地域課題の検証を行っていきましたが、今回は“カフェの雰囲気でコーヒーを片手に地域の課題と解決策を話し合う”ワークショップを本学非常勤講師で、カフェ“モなカ”主宰の姉歯一紀氏をファシリテーターとして、地元国見六丁目在住の皆様と本学学生9名が集い、国見地区の課題と解決策について議論を交わしました。

  今回のワークショップの状況について討議に加わった本学経営法学部4年高橋寿人が報告致します。

私は本ワークショップに参加し、4年生に至る現在まで国見駅をほぼ毎日利用しており、それらの日々を振り返ると「こんな施設が早くほしかった」と思い、本企画に大きな期待を抱きました。

 さて、本計画を知ったうえで今回のワークショップでは、本大学の非常勤講師で「中小企業論」や「起業論」などを担当している姉歯先生や、地域住民、大学生それぞれの意見を語り合った。また、姉歯先生の行っているコーヒー事業「モなカ」のコーヒーを飲みながらの議論はとても有意義なものになったと言えるでしょう。

 実際に本ワークショップの内容を振り返ってみると次のような点が話し合われました。

現状、大学周辺の地域は大きな商業施設を建設できない住宅専用地域である点や、国見駅の乗降者数の多い点などの特徴を分析しました。また、他の地域の事例を知り、このような考え方を知りました。「地域の魅力は風の人(外の人)しか見つけられない。地域の本当の力は土の人(中の人)しか知らない」という地元学の考え方が紹介されました。何か事業を行う上での本質としてとても腑に落ちる内容であり、地域おこしに限らず様々なことに応用できる内容に感じた。この考え方は、将来企業で働くうえでも大切にしたいと思います。

 また、議論した内容を振り返ると、地域が抱える現実的な課題や具体的なアイデア、空き家に対する印象が共有されました。課題としては、集客施設がない点が挙げられ、免許を返納した買い物弱者の存在や地域の高齢化、乗降客数の割に駅が単なる通過点になっている点も指摘されました。これらに対して、人が集まる仕組みを作り、持続させることが必要だと挙げられました。婦人会などの女性を味方にすることや、公民館のような貸しスペース、子ども食堂、子育て支援センターといった機能の導入が提案されました。また、学生の働き口にもなる運用、大学内食堂「たりてますか」の出張販売、ショッピングセンターへと向かうシャトルバス待合所の併設など、多様な案が挙げられました。

 これらを踏まえ、私は本拠点を「誰でも気軽に利用できる待合室」として始動させることを提案したい。国見駅や西雷神バス停の実質的な待合空間として椅子やテーブルを整え、「たりてますか」の出張販売所を併設することで、長期休みの販売先に悩む大学食堂と、憩いの場を求める地域側の双方の需要を満たせると考えます。

 今回のワークショップを通して、本大学においても今後はより深くこの拠点の整備や運営に関して力を入れるべきだと強く感じました。これらの運営を行うことは、経営や地域文化の知識を得るだけでなく、就職活動に向けた「ガクチカ」などにも生かせる貴重な経験になるでしょう。この事業こそ学生と教員が深く協力し、地域住民と密接に関われる機会として多数の学生に参加してほしいと思います。