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大学生活におけるメンタルケアについて

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響などを受けて、皆さんの学生生活はこれまでにない困難さを経験してきました。みなさんひとりひとりが心身の健康を保ちながら過ごすために、以下の3つのことを心がけてください。

1.心理的反応を知る
2.ストレスや不安に対処する
3.つながりを保ち、孤立を避ける

1. 心理的反応を知る

 コロナが長期化してきた中で、長い期間ストレスにさらされることにより、以下のような反応が現れることがあります。これらの反応は自然なことです。心の弱さのせいだと自分を責めたり、早く回復しなければと焦ったりする必要はありません。また、心理的な反応は、人によって現れるタイミングや強さが異なります。心理的反応よりも、身体的な反応として強く現れる人もいます。
  • 普段どおりの生活が送れないこと、学業や将来に関すること等への不安や恐怖を感じる。
  • 生活全般の不自由さ、不全感に伴う悲しみや落ち込みを感じる。
  • 孤独感、倦怠感を感じる。
  • 主体性や自由が失われること、過度の我慢を強いられることに対する怒りを感じる。
  • 従来のサポートやケアが得られなくなることによる精神的苦痛を感じる。

2. ストレスや不安に対処する

このようなストレス状況下でも、心身の健康を保つためにできることはいろいろあります。
  • 自分の心身をいたわりましょう。バランスの良い食事を取り、適度な運動と十分な睡眠を取りましょう。
  • ストレス対処のために、アルコール、たばこ、薬物を摂取するのは控えましょう。
  • 達成感を伴うシンプルな作業、楽しさや安心を感じられる活動に取り組みましょう。掃除や洗濯、音楽を聞くこと、楽しい動画を見ること、好きな飲み物や食べ物をゆっくり味わうこと、本を読むことなどもおすすめです。
  • セルフケアのためのウェブサイトやアプリを有効に活用しましょう。スマホやタブレットで「マインドフルネス、瞑想、呼吸」等のキーワードで使いやすいアプリを探してみましょう。瞑想やマインドフルネスのワークは、リラックスをもたらし、目の前のことに集中するための助けとなります。また、日記をつけることもおすすめです。自分の状態を客観的に把握し、落ち着きを取り戻すことの助けになります。

3. つながりを保ち、孤立を避ける

会いたい人達と直接会うことは難しくても、電話やテキストメッセージ、SNSなどを使い、バーチャルな繋がりを保ちましょう。お互いに体験したことや感じている気持ちを表現したり、相手を気遣ったりすることで、お互いに落ち着きを取り戻し、つながりを深めることができます。

連絡先

学生相談室では、みなさんからの相談を受け付けています。
来室相談の他、電話相談・オンライン相談もOKです。
どうぞお気軽にご連絡ください。
e-mailgakuso@office.tbgu.ac.jp
直通電話022-207-0074
カウンセラー小野寺 由美(公認心理師・臨床心理士)
浅野 朋子(公認心理師・臨床心理士)

学生相談室

ひとりで悩まず、話してみませんか?

学生相談室は、在学生の方ならどなたでも利用できる「よろず相談所」です。
お気軽にドアをノックしてください。(ご家族からのご相談も受け付けますが、内容は学生さんについてのご相談に限らせていただきます)

相談の内容

性格、対人関係、こころの健康、進路など、学生生活を送るにあたっての困りごとなら、どんなことでもご相談ください。
公認心理師・臨床心理士である専任のカウンセラーが対応します。
もちろん、相談内容等の秘密は厳守されます。

【たとえば、こんなとき】
  • 人とうまく関われない
  • 夜眠れない、落ち着かず、なにもする気にならない
  • 勉強に身が入らない
  • 授業についていけない
  • 人前に出ると、うまく話ができない
  • 大勢の中にいてもさびしい思いがする
  • 友達とケンカした
  • イライラがとまらない
  • 悪徳商法にひっかかった
  • ジェンダー・セクシャリティの悩みについて など

相談の申込み方法

1号館1階の学生相談室に直接おこしください。
予約は電話・メールでも受け付けます。

【直通番号】022-207-0074
【アドレス】gakuso@office.tbgu.ac.jp


ご希望の日時と相談室予約状況を照らし合わせて予約日時が決まります。

相談室スタッフが相談に応じます。

心理学的な立場を生かした相談室スタッフが、学生の悩みや、誰にも言えないプライベートな悩みの相談に応じています。

相談室の場所