インテリア科では、新2年生の就職活動支援として、業務用家具の大手メーカー（株）オリバーの企業訪問を教員が同行して行いました。

　（株）オリバー仙台支店は、仙台駅新幹線待合やメトロポリタン仙台イーストなど、大きく変わりつつある仙台の商業施設を中心に、空間デザインと家具を提供しています。
今年3月には、先輩の紺野夏海さん（小高商業高校卒）が新入社員として入社しています。　

この日は、家具や空間デザインの仕事へ就職を希望する4名と教員2名が、仙台支店を訪れました。

　「ライブ・オフィス」と名付けられた支店の中は、ショールームとオフィスが混在するかたち。
展示場の中で仕事をしているようなオシャレな空間です。

　支店長の天野様、次長の安齋様から、社員数500人を超える（株）オリバーの業務全体のご説明を頂いたあと、次年度の採用の予定や選考方法などについても含めて、質疑応答に答えて頂きました。
また、ショールームとして展示されている実際の家具に触れながら、デザイン部門のリーダーの五十里様から、家具の構造やデザインの考え方など貴重なお話を頂きました。
　
　参加したインテリア科新2年生の阿部美桜さん（石巻工業高校卒）は、

「空間デザインというとイメージでしかありませんでしたが、どんな仕事をどのように進めていくのかわかって良かったです。
今、専門学校で学んでいる一つ一つの科目が、どう関連しているのか見えてきたような気がします」と語っていました。

　インテリア科はこれからも、業界関連の企業訪問を教員と学生が一緒に行うことを通じて、「インテリアの仕事」を一緒に考えていきます。