総合福祉学科
コース紹介 総合福祉学科
社会福祉科
■職業実践専門課程認定 ■厚生労働大臣指定「社会福祉主事」養成校 ■厚生労働大臣指定「社会福祉士」養成校
■専門実践教育訓練指定講座
■(財)日本レクリエーション協会認定「レクリエーション・インストラクター」課程認定校
■同じキャンパスにある姉妹大学への編入と、その後の社会福祉士としての基盤をつくるコースです。

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社会福祉科卒業おめでとう!社会福祉科・卒業式
社会福祉科社会福祉科 卒業研究発表会
社会福祉科学園祭コンサート“SYAFUKU LIVE~学園祭を音楽で盛り上げよう!”を開催!~社会福祉科~
社会福祉科第 36 回社会福祉士国家試験に向けて 『 国試対策講座 』 ~社会福祉科~
社会福祉科第36回社会福祉士国家試験に向けて国試対策講座(全6回)がスタート!! ~社会福祉科~

科の特長

社会福祉科は、東北唯一の社会福祉士2年課程の養成校です。

社会福祉士2年課程では、資格取得のために実務経験2年が必要となりますが、本校は社会福祉主事任用資格を取得できるだけでなく、卒業時には「就職」と「進学」という2つの選択肢があり、姉妹大学へ編入学することもできます。
また、卒業後も国家試験合格に向けて、模擬試験や集中講座で社会福祉士国家試験をサポートしていきます。
POINT01 東北で唯一の養成課程

社会福祉士へのショートカット
社会福祉士養成2年+実務2年で社会福祉士の受験資格を取得できる社会福祉主事養成課程の専門学校は、東北で本校だけです。
POINT02 大学への編入学の道

大学編入学で「学士」を取得
卒業後に姉妹校の大学へ編入学することで、「学士」を取得することもできます。
POINT03 卒業後も資格取得を応援

模試や集中講座で国試合格まで
卒業後も国家試験受験まで、メールで模擬問題を定期的に出題し、解答と解説を行うほか、国試対策の集中講座を開催し、社会福祉士国家資格取得をサポートします。
社会福祉士とは
身体や精神に障害がある方や環境上の理由から日常生活をおくるのが困難な方の福祉相談に関わる専門職。また、保健・医療・福祉のサービスを提供する関係者との連携や調整等も行い、最近では、少子高齢化の進行や虐待問題など社会福祉士に対するニーズが高まり、活躍の場が広がっています。

活躍するフィールド
 病院・クリニック   障害者・高齢者福祉施設   児童福祉施設 

ソーシャルワーカーが活躍する分野

  • 児童福祉児童福祉
  • 障害者福祉障害者福祉
  • 高齢者福祉高齢者福祉
  • 福祉行政福祉行政
どの分野でも活躍できる基礎力を身に付ける
 ソーシャルワーカーは様々な困難を抱える方やそのご家族に対して支援を図り、日常生活を過ごす上での不安を取り除くためにサポートします。その活躍の領域は幅広く、「児童福祉」「高齢者福祉」「障害者福祉」「福祉行政」など様々です。
 本校では、どの領域においても活躍するために必要な、「ソーシャルワーカーとしての基盤」となる力を養成。在学中の学びを通して「自分が活躍したい分野」を見つけ、その分野へ就職していく学生も多くいます。

取得を目標とする資格

社会福祉士国家資格(実務経験2年必要)
児童・障害者・高齢者や日常生活に支障のある人のために、福祉に関する相談に応じ、助言や指導を行うための資格で社会福祉科卒業と同時に受験資格(実務経験2年必要)が得られます。


社会福祉主事任用資格
社会福祉施設や福祉に関する行政機関、各種相談所などで任用される人に求められる公的な資格です。社会福祉科を卒業すると同時に資格が得られます。


その他
●レクリエーション・インストラクター
●介護職員初任者研修
●福祉住環境コーディネーター
●文書処理能力検定
●サーティファイExcel表計算処理技能認定試験

カリキュラム

1年次「基礎知識を学ぶ」

わかりやすいカリキュラムで、心理学の理論や対人援助技術など、基礎的な相談援助の理論や技術を中心に学んでいきます。

2年次:相談援助の理解を深める

相談援助における様々な分野の事例を具体的に取り上げ、相談援助専門職としてのスキルを見につけていきます。

1年次
わかりやすいカリキュラムで、対人援助など、基礎的な相談援助の理論と方法を中心に学んでいきます。
主な授業
現代社会と福祉/心理学理論と心理的支援/社会理論と社会システム/相談援助の基盤と専門職/相談援助の理論と方法I/相談援助演習I/相談援助実習指導I
2年次相談援助における様々な分野の事例を具体的に取り上げ、相談援助の実際について理解します。
主な授業児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度/障害者に対する支援と/障害者自立支援制度/高齢者に対する支援と/介護保険制度/保健医療サービス/相談援助の理論と方法II/相談援助実習
カリキュラムは下記画像をクリックすると拡大します。
社会福祉科カリキュラム

時間割例(1年次)

社会福祉科1年次

時間割例(2年次)

社会福祉科2年次

福祉の理解を深める活動

社会福祉科では、福祉施設での音楽カフェの開催や、学園祭でのフェアトレードチョコレート販売、地域施設の清掃ボランティアなどの活動も取り入れ、福祉の理解を深める活動も行っています。
福祉理解・学園祭
学園祭での福祉施設の商品の販売
福祉理解・音楽カフェ
施設に素敵な音楽を届ける「音楽カフェ」
地域の福祉施設を清掃する「感謝の日」
地域の福祉施設を清掃する「感謝の日」

授業ピックアップ

現代社会と福祉

現代社会と福祉
現代社会において社会福祉が果たしている役割や機能を学ぶとともに、福祉専門職の国家資格である社会福祉士として活躍するために必要な基礎知識などについて総合的に学習していきます。

児童や家庭に対する支援と 児童・家庭福祉制度

児童や家庭に対する支援と 児童・家庭福祉制度
子どもを取り巻く社会的な問題や課題を学び、子育て支援や児童虐待などに対応する様々な児童福祉に関する制度や専門職の役割や機能について専門的に学習していきます。

心理学や面接技術の授業は学びどころが多く 毎週の授業が楽しみ

私が好きな授業は、心理学や相談援助の理論や方法を学ぶ授業です。
ソーシャルワーカーの心構えや振る舞いを学ぶのはもちろんのことですが、カウンセリングなどの面接技法やプラニング立案の学習はとてもやりがいがあります。今後は相談援助実習に臨むことになりますが、どのように学んだ事を活かしていけるのか、実習が楽しみです。
阿部 奏恵さん(岩手県/岩手県立水沢商業高等学校卒業)

多彩な学内実習

相談援助演習

相談援助演習
児童や障害児(者)から介護サービスまで、相談援助における様々な分野事例を具体的に取り上げ、相談援助の実際について理解するとともに、問題を援助するための様々なアプローチの方法を学びます。

相談援助実習指導

相談援助実習の実習先は、児童・障害児(者)・高齢者にとどまらず、医療機関や行政機関にいたるまで様々です。各分野における相談援助の実際を学び、実習スキルを総合的に学習していきます。



実践力を養う学外実習

相談援助実習
児童福祉施設・障害者福祉施設・高齢者福祉施設などの福祉施設の他に、福祉事務所・児童相談所などの行政機関といった幅広い分野で実習を行います。
どの分野でも対応できるように、実習準備から実習後まで各段階に応じた指導を行います。
また、実習中は、教員による週一回以上の巡回指導で実習をサポートします。

学外実習の実日数
相談援助実習(社会福祉士実習) 24日間(2年次)
相談援助実習(社会福祉主事実習)10日間(2年次)

相談援助実習 Ⅰ (施設型実習)

相談援助実習 Ⅰ (施設型実習)
社会福祉士受験資格取得のために、児童福祉施設・障害者福祉施設・高齢者福祉施設等において施設型実習を2年次の5月から約1か月間にわたり行います。実習生各々がクライアントを担当させていただき、対人援助や問題解決能力等の相談援助職に就くためのスキルを身につけます。

相談援助実習 Ⅱ(行政型実習)

相談援助実習 Ⅱ(行政型実習)
社会福祉主事任用資格取得のために、福祉事務所・児童相談所等の機関において行政型実習を2年次の10月から約2週間にわたり行います。実習生はケースワーカーとして実習を担当させていただき、社会福祉の制度や手続き等の相談援助職に就くためのスキルを身につけます。

実習生の一日


時間内容
9:00朝のミーティング
電話対応の説明
面接対応の説明
12:00施設利用者と一緒に食事
13:00入所申し込み面接に同席
新規入居者のカンファレンス
定期カンファレンス
17:30記録と振り返り
18:00実習終了

相談援助実習について

相談援助実習では、ケアプランの作成や相談を受ける際の面接技法について学びました。利用者の方の支援にあたり、今何を必要としているのかを把握するために、「相手の本当の姿を知る」ことが大切であることを理解することができました。
面接については、位置取りや援助者の身だしなみなど一つ一つの点を意識することで利用者が安心して相談しやすい環境を作ることが大切であることを学びました。この貴重な経験を将来、大いに役立てていきたいです。
菅原 慶弥さん 宮城県/宮城県小牛田農林高等学校卒業

活躍のフィールド

医療機関/児童福祉施設/障害者福祉施設/高齢者福祉施設/社会福祉協議会等

就職実績

2019年度卒業生
就職内定率100%

主な就職先

【医療分野】
内科佐藤病院/山形済生病院/多摩川病院/原クリニック/千葉・柏リハビリテーション病院

【児童福祉分野】
児童養護施設丘の家子どもホーム/児童自立援助ホームせんだんの家/小松島児童館/児童デイサービスおりーぶ/放課後等デイサービス杜の子ハウス

【障害者福祉分野】
障害児施設宮城県啓佑学園/障害者支援施設幸泉学園/障害者支援施設おおぞら学園/障害福祉サービス事業所かがやきの杜/障害福祉サービス事業所ポケット

【高齢者福祉分野】
特別養護老人ホーム国見苑/特別養護老人ホームせんだんの館/特別養護老人ホームせんだんの里/特別養護老人ホームファミリオ/特別養護老人ホームリベラ荘

現場で活躍する卒業生

卒業生岩渕 美樺さん(平成24年度卒業)
岩手県/岩手県立千厩高等学校卒業
社会福祉法人一歩一歩福祉会 かがやきの杜勤務
幅広い福祉の世界で
活躍のフィールドを広げたい


 社会福祉士として施設内外での活動の企画立案や利用相談など、それぞれの利用者の方がより良い社会生活を送るために支援を行っています。
高校生の頃、高齢者福祉に興味を持って専門学校へ入学しましたが、在学中の実習やボランティア活動がきっかけで現在の障害者分野への就職を決めました。
この仕事の喜びは、利用者の方が施設での活動を通して、自らできることが増えていくことを一番近くで実感できることです。
今後もソーシャルワーカーとしての多くのスキルを身につけ、活躍の幅を広げていきます。
卒業生菅野 大綺さん
平成26年度卒業
宮城県/宮城県塩釜高等学校卒業
社会福祉法人東北福祉会(生活相談員) 勤務
安心生活を支える社会福祉従事者になりたい

現在の仕事は、生活相談員。介護職員のサポートやデイサービスの送迎業務、さらに関係機関やご家族との連絡調整、請求業務などに取り組んでいます。相談員として必要な相談援助技術などは学校で学べたので、自信を持って対処できます。介護には何人も関わるので、今、大切にしているのは、迅速で細やかな連絡調整。また、利用者様やご家族の声に耳を傾けて、満足していただけるサービス提供を心がけています。
卒業生[社会福祉士]阿部 まりなさん(平成28年度卒業)
宮城県/宮城県塩釜高等学校卒業
【勤務先】社会福祉法人あしたば福祉会 生活介護事業あすなろ(宮城県)
学びを仕事に活かすことができています

 生活支援員として障害福祉サービス事業所で仕事に取り組んでいます。就職を志望したきっかけは、地元で行われていたお祭りでの出会い。施設利用者の方たちがお祭りに参加し、活動に取り組んでいる姿に心を動かされ、「この施設で働きたい」と思い施設見学を申し込み、現在に至ります。当初は医療分野に興味を持っていましたが、在学中の学習では福祉の様々な領域で必要となる基礎力を身につけるため、志望領域が変わっても学びを仕事に活かすことができています。

 就職後は、目標であった社会福祉士資格取得に向けて、仕事と勉強の両立に取り組みました。社会人として責任を持って仕事をするかたわら、勉強することは大変でしたが、利用者の方に貢献し、それが形になっていく喜びが支えになりました。専門学校が開講する卒業生向けの試験対策講座のサポートもあって、無事合格。
 今後は、社会福祉士として活動の企画立案や相談援助などの業務を通して、スキルアップを重ねていき、多職種との連携を大切にしたソーシャルワーカーを目指していきます。

就職へのステップ・スケジュール

1年次 基礎知識の習得・体験学習
 児童や障害児(者)から高齢者まで幅広い分野で活躍するために数々の施設見学や体験実習を通して、基礎知識を実践的に学びます。


2年生:就職進学を視野に
 就活出発式や大学編入学説明会等を開催し、就職活動や進学に必要な心構えや実践力を身につけます。進路に応じたきめ細かいサポートをしていきます。

就職ステップ・就活出発式
卒業時:進学就職に対応したサポート

卒業生による就職講話

卒業生による就職講話
生活相談員として活躍する前沢陽介さん(社会福祉科平成15年度卒/福島県立湯本高等学校卒業)をゲストスピーカーに迎えて、これから相談員を目指す1年生に、自身の就活体験から内定獲得の秘訣を伝授してくれました。

学内での就職ガイダンス

学内での就職ガイダンス
社会福祉施設等の職員を学内にお招きして、福祉の仕事の魅力や現状を、グループワークなどを通して理解することで、就職活動だけでなく、就職後についても考える機会になっています。

VOICE「学生のこえ」

体験実習で将来仕事の イメージをつかむ

1年生で体験実習を行いました。体験実習では、子どもの将来に不安を抱く家族の気持ちや願いを知ることができ、ソーシャルワーカーが果たす役割を学ぶことができました。そのため、これからは利用者だけでなく、他者の気持ちにも耳を傾けられるソーシャルワーカーを目指していきたいと考えています。

大槻 緋菜子さん(福島県/聖光学院高等学校卒業)
大槻 緋菜子さん(福島県/聖光学院高等学校卒業)

多職種との連携ができる 社会福祉士になりたい

体験実習やボランティア実習での体験を通して、実際に利用者さんとコミュニケーションを図ることで、対人援助技術を学ぶことができました。
ソーシャルワーカーにとって、コミュニケーション能力が必須ですが、多職種との連携を図っていくことの重要性を知りました。
将来は、多職種連携のできるソーシャルワーカーを目指していきたいと思います。

弓田 遥華さん(福島県/福島県立福島北高等学校卒業)
弓田 遥華さん(福島県/福島県立福島北高等学校卒業)

INTERVIEW 編入学&内定者

大学でより高い専門性を

専門学校での勉強や経験を通して、心理学を深く学びたいと思うようになり、東北文化学園大学への編入を決めました。大学編入後は、勉強はもちろんですが、関連資格の取得、ボランティア活動を積極的に取り組むことが目標。様々な経験を通して、自分の視野を広げ、一人の人間として大きく成長していきたいです。将来の夢は心理面からも支援できるソーシャルワーカー。特に人間関係で悩みを抱える人を、支援を通して少しでも減らすことに貢献したいです。

遠藤 莉乃さん(宮城県/ 宮城県亘理高等学校卒業)
遠藤 莉乃さん(宮城県/ 宮城県亘理高等学校卒業)

資格を武器に地元での就職を内定

[内定先/社会福祉法人心愛会]
 地元・福島への就職を希望していました。自分が育ってきた地域に貢献したいという思いがあったためです。就職活動が成功した一番の理由は、在学中に積極的に資格を取得していたこと。特に、取得していることが望ましいとされる資格を取得していたことが大きなアピールにつながりました。
 学校のサポートも充実していて、担任の先生、キャリアサポートセンターの方が連携し、スムーズな就職活動を支えてくれました。試験直前には先生によるきめ細やかな面接指導もあり、自信を持って面接に臨むことができ、しっかりと力を発揮することができました。

髙橋 あかりさん(福島県/福島県立若松商業高等学校卒業)
髙橋 あかりさん(福島県/福島県立若松商業高等学校卒業)

周囲のサポートで希望の就職先を発見

[内定先/特別養護老人ホーム せんだんの館]
 就職後、いずれは地元に戻ることを考えており、そのために実務経験を積みながらステップアップする。そのような将来像を描きながら就職活動に臨みました。先生との面談を重ね、自分の目標を達成できる就職先を紹介していただき、内定につながりました。内定先は実習をさせていただいた施設でもあったの
で、どのような施設かもよく理解できていて、今後のイメージをしやすかったことも志望の決め手となりました。
 社会人として、多くの壁にぶつかることもあると思いますが、2年後の国家資格取得を目標に多くの学びや気付きを発見し、成長していく努力をしていきたいです。

菅原 胡桃さん(秋田県/秋田県立湯沢翔北高等学校卒業)
菅原 胡桃さん(秋田県/秋田県立湯沢翔北高等学校卒業)

授業料等納付金(年額)

社会福祉科
施設設備費
教育充実費
前期授業料
後期授業料
年間合計
100,000
50,000
325,000
325,000
800,000
*初年度は別途 入学金 120,000円 、他 教科書・教材・学生保険等の諸経費がかかります。