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工学部 臨床工学科
工学部 臨床工学科

教授 古林 俊晃

古林 俊晃
Toshiaki Furubayashi


職種・資格

生理学エデュケーター(日本生理学会)
スポーツコンプライアンス・オフィサー(日本スポーツコンプライアンス教育振興機構)

学歴・学位

福島県立医科大学大学院医学研究科博士課程修了・博士(医学)

職歴

1994年 東京大学医学部神経内科
2010年 東北文化学園大学医療福祉学部 准教授
2012年 東北文化学園大学医療福祉学部 教授
2014年 東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科 教授
2016年 東北文化学園大学科学技術学部臨床工学科(現:工学部) 教授
現在    研究倫理委員会委員長 
      基礎教育センター副センター長 
     Global Education project委員会プロジェクトリーダー
     福島県立医科大学博士研究

所属学会・役割

日本臨床神経生理学会(代議員)
日本生理学会
日本体力医学会
日本スポーツ心理学会
日本スポーツ精神医学会

担当科目

生理学全般
生理学実習

研究テーマ

随意運動や反射に関わる中枢神経系(脳や脊髄)の機能
1)運動に関わる中枢神経系の制御
2)時間認知の脳内処理機構 
3)オノマトペ(擬音語)による運動制御
4)音楽家などの緊張のメカニズム 
5)透析中の運動療法の効果
6)生命倫理や研究倫理

【研究室の特色】
多機関共同研究だからことできる学際研究


目的
・巧みな運動ができる仕組み
・タイミングのはかり方
・芸術性の高い演奏とは
・ヒューマンエラー
方法
・筋電図 ・脳波
・眼電図 ・呼吸
・経頭蓋磁気刺激法(TMS)
・経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)
・近赤外線分光法(NIRS)など
研究室にあるピアノでの実験風景です。このピアノには打鍵や離鍵のタイミングや加減速をPCに取り込むことができるようになっています。ピアノの運指と視線制御や脳波から演奏時の緊張時の状態を調べます。普段できることができなくなることを調べることで、臨床工学では医療現場であってはならないヒューマンエラーについても調べることができます。
※実験協力者を随時募集しています。興味のある方は大学まで連絡をください。
【卒業研究】
学生には大きく3つのテーマを与えています。学生のアイディアを尊重し、アイディアがサイエンスとなるように指導していきます。
これまでに行われた一例を紹介します。
① ヒトが生じる電気現象の特徴について
 ・精神的作業負荷時の脳波 ・巧緻動作中の筋電図

② ヒトの生理機能から生じるヒューマンエラーについて
 ・間接視覚と誤動作 ・集中作業時のアラーム音の影響
 ・復帰抑制を用いたヒヤリハットの検証 
 ・マルチタスクの影響 
 ・マスクにより表情認知がしづらい時の声の聞き取りやすさ

③ 医療倫理(緩和ケアなど)と臨床工学士の関わりについて
 ・緩和ケアに関する学生の認知度調査 

主たる論文・著書

【論文】
・Terao Y, Honma M, Asahara Y, et al. Time distortion in Parkinsonism. 2021 Forntiers in Neuroscience.
・Tokushige S. Terao Y, Matsuda S, et al. Does the clock tick slower or faster in parkinson’s disease?-insights gained from the synchronized tapping task- 2018 Frontiers in Psychology.
・Nakatani-Enomoto S. Hanajima R, Hamada M, et al. Somatosensory-evoked potential modulation by quadripulse transcranial magnetic stimulation in patients with myoclonus epilepsy. 2016 Clin Neurophysiol.
・Matsuda S, Matsumoto H, Furubayashi T, et al. The 3-second rule in hereditary pure cerebellar ataxia: a synchronized tapping study. PloS One. 2015;10(2): e0118592
・Furubayashi T, Mochizuki H, Terao Y, et al. Cortical hemoglobin concentration changes underneath the coil after single-pulse transcranial magnetic stimulation: A near-infrared spectroscopy (NIRS) study. 2013 J Neurophysiol.
・Groiss SJ, Mochizuki H, Furubayashi T, et al. Quadri-pulse stimulation induces stimulation frequency dependent cortical hemoglobin concentration changes within the ipsilateral motor cortical network. 2013 Brain Stimulation.
・Furubayashi T, Ushiyama A, Terao Y, et al. Effect of electromagnetic field exposure from base stations: Does it differ between subjects with mobile phone related symptoms and those without? –A population- based questionnaire survey in Japan 2009 Electromagnetics
・Furubayashi T, Terao Y, Arai N, et al. Short and long duration transcranial direct current stimulation (tDCS) over the human hand motor area. 2008 Exp Brain Res.
・Furubayashi T, Sugawara K, Kasai T, et al Remote effects of self-paced teeth clenching on the excitability of hand motor area.2003 Brain Res.
・Furubayashi T, Ugawa Y, Terao Y, et al. The human hand motor area is transiently supp.ressed by an unexpected auditory stimulus.2000 Clin Neurophysiol.
・Furubayashi T and Kasai T. Influence of initial forearm position on premotor times(PMTs) of the biceps brachii during an elbow flexion task. 1990 Hum Mov Sci.

【著書】
・アダプテッドスポーツ概論 2017 東京教学社
・磁気刺激法の基礎と応用 2005医歯薬出版

原著71編、著書2冊、短報7編、紀要8編、報告書4編
学会発表133編 シンポジウム17回 講習会13回

趣味・特技

牛後鶏口(本来は鶏口牛後ですが、これでは大きな夢を見ることできません)
音楽とスポーツと温泉とおいしい料理が大好きです。
市民マラソン大会にも出ています。

受験生の皆さんへのメッセージ

 臨床工学科は、必ずしも臨床工学士を目指すだけではありません。医療に関わる工学に関心を持つ若人に是非入学してほしいです。また本学には学生のグローバル化を育むプロジェクトがあります。国際的に広い視野を持ち、社会で活躍できる人材を大学あげて育てます。