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工学部 建築環境学科
工学部 建築環境学科

先生との距離の近さが背中を押した!建築の知識ゼロから夢を叶えた卒業生のリアル

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ケーアンドイー株式会社 首都圏支社 工事統括部
山田 世里那さん(2020年度卒業)
秋田県/秋田県立秋田商業高校 出身

建築は未経験でも大丈夫!不安を乗り越えられた理由
 私が高校生の頃、建築の道に進みたい気持ちはあったものの、商業高校出身だったので「専門的な大学に行ってついていけるかな…」という不安がすごく大きかったんです。東北文化学園大学の建築環境学科を知った時も、当時はインテリアなど「キラキラした分野」に興味があったので、「学びたいことが学べるのかな?」と迷いもありました。

それでも、この大学に決めたのは、「高校で建築科を出ていなくても、初歩からしっかり学べる」という点が決め手でした。未経験の不安を抱えながらも、基礎から学べる環境が心強かったんです。

先生との距離が近い!「居心地の良さ」が成長のきっかけに
 入学してまず感じたのは、先生方との距離がすごく近いこと。学科の人数が多すぎないからか、皆さんとても親身になってくれるんです。特に、就職活動で悩んでいた時には、「ここはどうか」と様々なアドバイスをいただき、本当に心強かったです。

 印象に残っているのは、ゼミでの活動。夏休みも実験に取り組んだり、遅くまで卒業論文を書いたりしたことが、今でも記憶に残っています。こうした大学生活の中で、様々な人との関わりを通してコミュニケーション力が大きく向上したと感じています。

今の仕事で活きている、当時の「興味が薄かった授業」
 正直、入学当初はインテリアなどの華やかな分野にしか興味がありませんでした。でも、今の仕事はビルの大規模修繕などを担当する施工管理。お客様や協力会社(職人さん)、上司と一番多くの人と関わる仕事です。

 大学時代に身につけたコミュニケーション力は当然活きていますが、実は当時あまり興味を持てなかった設備関係の授業などが、今、仕事で本当に役立っているんです。当時はわからなくても、大学での学びは、将来どこでどう活きてくるかわからないと実感しています。

施工管理のやりがい!埃まみれの現場から「美しい完成」へ
 私が勤める会社は、トータルリニューアルがメイン。外壁の大規模修繕や耐震工事など、幅広い工事を手掛けているため、様々な経験ができます。

 この仕事の最大の魅力は、改修によるビフォーアフターを見られること。解体して埃まみれの、何もない状態から、自分の手で一つずつ、建物がきれいになっていく過程を見られることに、大きなやりがいを感じています。施工管理は大変ですが、それだけ多くの人と関わり、一つの建物を完成させる達成感は何物にも代えがたいです。

未経験でも大丈夫!あとは「意欲」さえあれば
 私にとって東北文化学園大学は、社会人になっても変わらず迎えてくれる、暖かい場所です。
 建築をまったくの未経験からでも、手厚くサポートしてくれる学科だと自信をもって伝えたいです。ただ、一つだけ高校生に伝えたいのは、「ただ待つのではなく、意欲をもって入学し、先生方がサポートしたいと思える学生になってほしい」ということ。サポート体制は万全ですが、積極的に学ぶ姿勢があれば、大学生活はもっと充実します。

 将来は、まずは1級施工管理技士の資格を取得し、所長として自分の力で現場を納められるようになりたいです。皆さんも、ぜひこの大学で、一歩を踏み出してみませんか?