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工学部 知能情報システム学科
工学部 知能情報システム学科

教授 鈴木 伸夫

鈴木 伸夫
SUZUKI, Nobuo


学歴・学位

学位
博士(工学)(東北大学工博2125号)

学歴
1989年3月 岩手県立一関第一高等学校卒業
1993年3月 東北大学工学部応用物理学科卒業
1995年3月 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士前期課程修了
1998年3月 東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士後期課程修了

職歴

1998年4月~2000年3月 東北大学大学院工学研究科 助手
2000年4月 東北文化学園大学科学技術学部 助手
2004年4月 同 講師
2011年4月 同 准教授
2017年4月 同 教授
2021年4月 工学部 教授 現在に至る
2020年4月 東北文化学園大学大学院 教授(兼担)
2020年4月 東北文化学園大学総合情報センター長

所属学会・役割

応用物理学会 東北支部幹事
日本物理学会
応用磁気学会
情報処理学会

担当科目

プログラミング方法論II
プログラミング基礎演習I・II
オブジェクト指向プログラミング
オブジェクト指向開発演習など

研究テーマ

「シミュレーションで自然現象の仕組みを解明」
自然現象や社会現象を説明するために仮説を立ててモデルを構築し、それをもとに結果を求めるのがシミュレーションです。シミュレーションにより、様々な現象の本質を理解し未来を予測することができます。私はモデルが比較的単純な磁性体(磁石の性質をもつもの)をターゲットにしてその振舞いをシミュレーションで解明することを目的としています。複雑なモデルをコンピュータで解明するために様々なシミュレーション手法を開発しプログラムを自作しています。開発したシミュレーション法を交通流や感染症の広がり等に応用することも考えています。

図:磁性体2次元ANNNIモデルのシミュレーション例

主たる論文・著書

Fumitaka Matsubara, Nobuo Suzuki, and Takayuki Shirakura,
"Low Tempereture Phase of a Dilute Axial-next-nearest-neighbor Ising Model in Two Dimensions",
Journal of the Physical Society of Japan 89-12, 124001 (2020).

Nobuo Suzuki, Fumitaka Matsubara, Sumiyoshi Fujiki, and Takayuki Shirakura,
"Absence of classical long-range order in an S=1/2 Heisenberg antiferromagnet on a triangular lattice",
Physical Review B 90, 184414 (2014).

Masahumi Nakagawa, Nobuo Suzuki, Munetaka Sasaki, and Fumitaka Matsubara,
"Domain Wall Trap in Magnetic Nanoboards with Uniaxial Anisotoropy",
Journal of the Physical Society of Japan 79-11, 114716 (2010).

趣味・特技

スポーツ観戦(ベガルタ、NFLなど)

受験生の皆さんへのメッセージ

情報が氾濫する世の中ですので、物事の本質を見抜く力が必要です。自分の殻に閉じ込もらず、人とコミュニケーションする中で偏りの無い幅広い知識を得て、自分で考える力を身に付けてください。