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医療福祉学部 保健福祉学科 保健福祉専攻・生活福祉専攻

卒業生紹介

文屋 孝太 さん
豊かな生活を過ごせるよう入居される方の笑顔を支えたい

 施設に入居される方にとって、毎日を過ごす一室は自宅そのもの。
介護福祉士の役割は入居者の方が豊かな生活を送れるように手助けすること。
それぞれの個性を引き出し、音楽、将棋など、様々な生活の選択肢を提供できるよう日々工夫を重ねています。
今後は学生の時に取得した社会福祉士資格を活用したかかわりも視野に入れています。

社会福祉法人仙台白百合会
特別養護老人ホーム百合ヶ丘苑 勤務 介護福祉士
文屋 孝太 さん[ 平成26年度卒業 ]
宮城県╱宮城県利府高等学校卒業
篠原 優貴 さん
社会福祉法人愛子福祉会
フォンテーヌ 勤務
篠原 優貴 さん
生活福祉専攻 平成27年度卒業
宮城県╱宮城県中新田高等学校卒業
「ありがとう」の言葉と「できた!」という笑顔、それが私の原動力です。

現在の仕事について
 利用者の方が、これまではできなかったことが、できるようになった瞬間に、ぱっと表情が明るくなる。その笑顔をそばで見せていただけることが、私にとってとてもうれしいことなんです。それから利用者の方々は、どんなに些細なことであっても、私がお手伝いしたことに対して「ありがとう」と言ってくださいます。それが私の仕事の原動力になっています。ですから、これからもこのフォンテーヌを笑顔でいっぱいにしていくことが目標です。

大学時代を振り返って
 高校までの私には、福祉=介護という認識しかありませんでした。しかし、大学で専門知識や技術を学ぶことで、「福祉」に対する意識を高めることができたと思います。また実習を通して、コミュニケーションの大切さに気づくことができました。さらに就職活動で力を入れたOB・OG訪問では、実際に福祉の現場で働く先輩方の貴重な体験談を伺うことができ、社会人になる心構えができたと思います。
佐藤 郁美 さん
介護老人保健施設
コスモス 勤務
佐藤 郁美 さん
生活福祉専攻 平成26年度卒業
宮城県╱宮城県米山高等学校
(現:宮城県登米総合産業高等学校)卒業
利用者様の生活がより良いものとなるよう、支援していきます。

現在の仕事について
 現在、私は福祉の現場で仕事をしています。日々、大学で学んだことを活かしながら、利用者様のことを第一に考えて行動しています。そんな毎日の中で、利用者様から温かい言葉をいただいたとき、また笑顔を見ることができたときは、やはり、この仕事を選んで良かったと思います。利用者様一人ひとりの生活がより良いものとなり、笑顔あふれる暮らしとなるよう、これからも支援していこうと思っています。

大学時代を振り返って

 少人数での授業が多く、友人と助け合い、協力しながら大学生活を送っていたと思います。また、自分の意見を積極的に伝えられるようになり、コミュニケーション能力が身についたと思います。印象に残っているのは、4年間を通して、座学だけでなく、実際に福祉の現場で実習をさせていただいたことです。座学で学んだことを実践することで、理解をより深めることができました。
阿部 裕奈 さん
社会福祉法人泉寿会
特別養護老人ホーム泉寿荘 勤務
阿部 裕奈 さん
生活福祉専攻 平成25年度卒業
宮城県╱古川学園高等学校卒業
“思い”に寄り添える専門職をめざしていきたい。

現在の仕事について
 入居されている皆さまと共に生活しながら、さまざまな生活のお手伝いをしています。そんな毎日の中で、皆さまの笑顔や喜ぶ姿を見たとき、また感謝の言葉をいただいたときは、とてもうれしい気持ちになります。今後も知識と技術の向上に努めて、たくさんの方々との関わりを大切にして、皆さまの思いに寄り添える専門職をめざしていきたいです。

大学時代を振り返って

 在学中は実習やボランティア活動など、たくさんのことを経験しました。これらの活動を通して、協調性だけでなく、目標達成への向上心というものを身につけることができたように感じます。このことは、いまの仕事にも活かすことができていると思います。
櫻井 理沙 さん
社会福祉法人 常盤福祉会
特別養護老人ホーム 桜寿苑 勤務
櫻井 理沙 さん
生活福祉専攻 平成25年度卒業
宮城県╱宮城県白石女子高等学校
[現:宮城県白石高等学校]卒業
利用者様の笑顔が仕事のやりがいにつながっています。

現在の仕事について
 入居されている利用者様の毎日を、充実したものにしていただけるよう、利用者様に寄り添った介護支援を行っています。日々、利用者様の状態は異なりますので、私もその変化に応じて対応するように心がけています。試行錯誤の毎日ですが、利用者様やご家族様の笑顔が見られたとき、また「ありがとう」の言葉をかけていただいたときに、この仕事のやりがいを感じます。

大学時代を振り返って

 介護の仕事がしたいと思っていましたが、実際には具体的なことはあまりわかっていませんでした。しかし実習やボランティア活動を通して、ただ介助するだけでなく、介護福祉士はどうあるべきか、必要なことは何かに気づくことができたのは貴重な経験でした。
藤原 なおみ さん
特別養護老人ホーム
暁星園 勤務
藤原 なおみ さん
生活福祉専攻 平成19年度卒業
宮城県/佐沼高等学校出身
施設の「顔」としての自覚を持ち、入居者様に元気を与え続けたい。

現在の仕事について
 生活相談員は入居者様の心に寄り添い、ご家族様と同じ気持ちで生活をサポートする仕事。内容も広範囲にわたる上、細やかな配慮が求められる責任の大きな仕事です。また、施設の「顔」として、いつも笑顔で穏やかでいることも大事なこと。共に働くスタッフとチームワークを大切にして、入居者様やご家族様に頼られる存在を目指しています。

大学時代を振り返って

 大学4年間で一番頑張ったのは介護実習です。入居者様とのコミュニケーションで悩んでいる時、実習担当の先生やゼミの先生に相談に乗っていただき、「いつもの自分で頑張りなさい」と喝を入れてもらいました。今、こうして頑張れる自分がいるのも、あの実習で一歩前に進めたから。今でも迷った時は大学時代の初心に戻って自分を励ましています。
蒔苗 香保里 さん
社会福祉法人 大樹
デイサービスセンター ほくと苑 勤務
蒔苗 香保里 さん
生活福祉専攻 平成22年度卒業
宮城県╱仙台市立仙台高等学校出身
大学で学んだ基礎と資格が職場復帰を可能にしてくれました

 デイサービスセンターで生活相談員兼介護員として従事しています。一度、福祉職を離れ、出産を経てからの現在の職場復帰でした。大学で学んだ基礎と社会福祉士の資格があったからこそ、再び福祉の現場で働くことことができたのだと思います。これからの目標は、将来、福祉職を目指す方の教育や働きやすい環境づくりを行っていくことです。
黒沢 麻美 さん
東北文化学園大学
医療福祉学部 保健福祉学科 勤務
黒沢 麻美 さん
生活福祉専攻 平成16年度卒業
宮城県╱聖ウルスラ学院英智高等学校出身
現場で働く介護職員とは別の視点で自分の経験を伝えていきたい。

 介護福祉士として現場で働いていましたが、現場の介護職員とは別の視点で介護に携わりたいと考え、いまは本学の保健福祉学科の助手をしています。主に生活福祉専攻の学生の介護実習に関係する授業の補助や事務作業などが仕事です。この大学で学んでよかったことはたくさんあります。学生時代や介護職員の経験を踏まえて伝えられればと思います。