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医療福祉学部 保健福祉学科 保健福祉専攻・生活福祉専攻

ここがポイント!

POINT 1

介護職スキルアップ研修
 本学では、介護現場で働く方のスキルアップ支援研修を実施しております。この5年間で520名近い介護職員の方々にご参加いただきました。その中には多くの卒業生も含まれており、入学時から就職後も支援を続けております。
 昨年度は、介護職の皆さんが笑顔で利用者さんにより良いケアを提供し、利用者さんに笑顔になって頂けるよう「ストレスとの向き合い方」と「介護とアロマセラピー」の研修を行いました。
また、原則医療行為でない行為について正しい医療知識や技術をもって頂けるよう「スタンダードプリコーション(標準予防策)」と「バイタルサイン」についての研修を行いました。

介護職スキルアップ研修

POINT 2

介護とアロマセラピー
 年齢を重ねるにつれて、さまざまな機能が低下していきます。個人差はあるものの五感の機能も低下しますが、視覚や聴覚に比べて、嗅覚は機能低下がゆるやかな場合も多くみられます。
 その中でアロマセラピー(芳香療法)は、香りを楽しむことはもちろん、嗅覚の機能を向上させる方法としても効用が認められ、近年ますます話題になっています。
また、たとえ嗅覚が低下して香りを楽しむことが難しくなっていても、鼻から吸入された成分は、確実に脳に伝わり、肺へ運ばれて心身のさまざまな状態の改善に働きかけます。
さらに、オイルトリートメントについては、手と肌が直接触れるというタッチセラピー効果により、心地良い時間が生まれます。

 本学では生活福祉専攻の授業にアロマセラピーを取り入れており、香りの効用や手技を学び、実際に高齢者施設でのアロマハンドマッサージのボランティアを通し、その効果やコミュニケーションスキルを学んでいます。

介護とアロマセラピー