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【作業療法学専攻】2019年度第2回オープンキャンパス

作業療法学専攻
第2回オープンキャンパスが開催されました。
肌寒い陽気でしたが、高校生の集まった教室は熱気につつまれていました。
今年度2回目の開催になりますが、2回目の参加をしてくださった高校生もおりました。

午前の部
 ・作業療法士の仕事について
 ・作業療法学専攻の特長について
 ・入試の説明
 ・授業体験
午後の部
 ・フリートーク
 ・施設見学
 ・個別相談
 ・AO入試説明

○授業体験:「作業バランスと健康の関係について考えてみよう」 担当:高木大輔【作業療法士・認定作業療法士(日本作業療法士協会)】

 食べ物や栄養のバランスが健康にとって重要なのと同じように、私たちが日々行っている様々な作業もバランスが重要であるといわれています。今回は普段の生活で行っている作業を思い出しながら、バランスの良い作業の状態とは何なのか、健康との関係はあるのかについて紹介をしました。まず、作業バランスを自己評価できるツールを使いながら、朝起きてから夜寝るまでの作業を書き出してもらいました。その後に、それぞれの作業について、したくて行っている「願望作業」なのか、しなければならないので行っている「義務作業」なのかを考えて、願望と義務作業の割合から作業バランスの傾向を見る体験をしました。また、身体に障害を負った方を事例として、どのような経過で作業バランスが変化し、生活への満足感が変わったのかについても説明しました。今回の授業体験を通じて作業療法士がどのように作業をとらえて、治療として使うのかについて少しご理解いただけたかと思います。今回参加していただいた高校生の皆さんにとって自分の作業を改めて考えることは、意外に難しかったかもしれませんが、新たな視点で生活や作業をとらえてもらえると嬉しく思います。


午後の部
○フリートーク
 大学3年生5名と2年生2名の7名で午後の部を運営してもらいました。高校生から「なぜ、作業療法士を選んだのですか?」という進路に関する質問から「サークルは何をしていますか?」という学生生活に関する質問まで幅広い内容となりました。グループに分かれて担当した在学生が回答しながら作業療法学専攻での大学生活を紹介していました。
   


大学4年間で使用する教科書を紹介するコーナもつくりました。


高校生はもちろん、保護者の方も手に取り確かめていました。保護者の方から「こんなに勉強するのでは、アルバイトなどしている時間はありませんよね?」という質問がありました。「勉強は忙しいですが、時間を上手にやりくりしてアルバイトをしている学生もいます。」とお答えしました。もちろん、勉強とアルバイトとサーク活動に忙しくしている学生や勉強にボランティアに励む学生もいます。それぞれの学生生活があります。学生自身で学生生活をどのように送るのかを自分で決めて、逞しく成長していっています。

○ 施設見学
実習室や発達支援教室など高校生、その保護者の方々を在学生が案内ならびに評価器具などの説明をしました。
  評価学実習室では病院などの現場で実際に使っている検査器具の説明をしています。
    

  日常生活活動実習室では自助具や設置されている機材を使い作業療法士になるためにどのような勉強をするのかを説明しています。
      

  発達支援教室では、この部屋がどのように使われ、学生がどのように関わっているのかを説明しています。
   

○AO入試説明
 年度に2回行われるAO入試の説明する時間を用意しています。AO入試Ⅰ期の出願から1次試験、2次試験の流れのなかで具体的な試験の内容を説明しています。受験を考えている高校生はもちろん保護者の方からも質問がありました。
説明を聞いたり、質問をしてみたりしてわからないところや不安などを取り払うことができるよい機会になると思います。また、過去3年度分の入試問題を配布し、過去問をもとに2次試験の受験の仕方も説明をしています。AO入試での受験を検討されている方は、是非、ご参加ください。
 

○個別相談
  教員だけでなく在学生とも話をすることができます。入試のことや入学後の生活などいろいろな話をすることができると思います。写真は在学生と話をしているところになります。
  

第1回に引き続き、今回のオープンキャンパスも在学生に運営をお願いしました。前回の反省点など気になったところを改善して臨んだオープンキャンパスでした。ご参加いただいた高校生や保護者の方にはどのようにうつりましたでしょうか。皆さんとお別れしたあと、次回にいかすために反省会をして進めています。

次回は7月21日です。
今後のオープンキャンパスの予定はこちらです。