このたび、協同医書出版社より刊行された書籍『運動学習の知識を活かす神経リハビリテーション実践 ―回復への最適解を探る―』（2025年6月2日発売）において、本専攻の鈴木博人 講師が執筆者の一人として参加しました。

本書は、リハビリテーションの観点から「運動学習」について基礎から体系的にまとめ、臨床での活かし方を提示することを目的とした専門書です。 執筆者には、リハビリテーション領域の運動学習研究で活躍する全国の若手研究者が集い、それぞれの専門性を活かして本書を構成しています。

鈴木講師は、第7章「運動学習課題の設計と教示2：運動課題実施中〜実施後」を担当し、運動中の注意の向け方、言語的な指示の活用、フィードバックの設計、能動的・受動的運動の違いが学習に与える影響など、臨床における指導場面での実際的な判断や工夫について紹介しています。

また、補足資料として「サプリメント5 運動学習研究のテーマの設定方法」なども執筆し、研究を志す学生や若手研究者に向けた助言も盛り込まれています。

本書は、理学療法士や作業療法士など、運動学習についてきちんと学びたい方々にとって最適なテキストとなっています。

書籍の詳細は、以下の出版社ページよりご確認いただけます：
▶︎ 協同医書出版社 書籍紹介ページ