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増井ゼミ4年生ゼミ合宿を実施しました

経営法学科/総合政策学科
 2月20日(月)から21日(火)にかけて、栃木県那須町で卒論発表を兼ねたゼミ合宿を行いました。増井ゼミでは、英語教育、言語、異文化理解の3つの大きな分野から1つを選び、自分自身の興味関心や先行研究を基にしてテーマを決め、個人で卒論を執筆することになっています。

 第14期生となる7人の卒論は、異文化理解を中心に日米の広告の違いを教育の視点から考察したもの、日米のお笑いの違いを社会的・文化的な差異から解き明かすなど、独創的な内容が多かったです。これらの卒論は諸外国と比較することでグローバルな視点を持ち、様々な事象を柔軟に理解することの重要性をしっかり示していたと思います。

 卒論発表以外では、ヨーロッパを思わせる教会や美術館で建築物や作品を鑑賞し、松尾芭蕉の『奥の細道』とも縁のある殺生石を訪れました。最初で最後のゼミ合宿となりましたが、明け方近くまで語り合いながらじっくり大学生活を振り返り、第14期生のゼミ活動を締めくくりました。

~ゼミ活動、卒論執筆、ゼミ合宿を振り返って(ゼミ生の感想から)~
  • 美術館では日常とはかけ離れた中世の雰囲気に包まれることで、「美」を肌感覚で感じ取ることができた。また、卒論発表を通して、ゼミ生独自の視点を改めて聞くことができた。
  • 海外の常識や価値観を深く学ぶことができたゼミであった。
  • 卒論発表は少し固い雰囲気の発表でも良かったかな?と思ったが、かなり好評だったのは嬉しかった。自分の興味があることを深く掘り下げ、発表することは卒論ならではの貴重な体験だった。
  • 知らない土地の美術館や景勝地に行って貴重な体験をすることができた。また、普段のゼミでは見せないみんなの知らない一面も見れて、とてもいい思い出になった。
  • 諸外国と比較することで日本の労働に関する考え方がいかに遅れているかがわかった。自分たちが社会に出る前に日本の労働環境について研究できて良かった。
  • 合宿はなかなか経験できないことであるため、4年間一緒に過ごしたゼミ生たちと最後に濃密な時間を過ごせてとても良い思い出になりました。
  • これまで経験してこなかった芸術に触れることで、新たな価値観を得ることができた。また、ゼミを通して、角度が少しでも変わることで見え方が大きく異なり、一つのものから多くのことを学ぶことの奥深さを知れた。
  • 通常の勉強だけではなく、ゼミ合宿や飲み会も含めて勉強以外の大事なことも学べたゼミだった。無事卒業も決まって良かったです。
<卒論発表>


<那須ステンドグラス美術館>


<「九尾の狐」にまつわる伝説が残る史跡:殺生石>