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「誰もが元気に安心して暮らせる街づくり」を実感できる見学実習

作業療法学専攻
地域作業療法学演習の授業で、包括連携協定を結んでいる東松島市について調べ、実際に地域に住んでいる方々と交流をしてきました。

事前学習
 東松島市市民協働課まちづくり推進係の大内保健師さんより、東松島市がリハビリテーション職と連携し行った事業(いきいき百歳体操)等や地域で暮らす住民とともに市が取り組んでいること、抱えている課題等について講義をしていただきました。
 それを踏まえ学生はさらに東松島市について調べ、作業療法学生として東松島市が抱える課題に対し提案できる事業を4グループに分かれ検討しました。

キーワードは“作業療法士の強みを活かし、楽しく行えること”。


【提案した事業について発表。さらに保健師さんにアドバイスをもらい練り直します。】




地域交流
 2グループに分かれ、亀山地区(チーム楽・樂・樂・8月8日)・大溜地区(大溜なのはなクラブ・8月22日)の百歳体操に参加させていただきました。百歳体操は介護予防事業の一つであり、東松島市では令和5年6月現在65ヶ所、約1,400人が参加しています。
 「自助」や「互助」という言葉を授業で学習しましたが、実際に体操や体操後の茶話会に参加させていただき、この活動がどのように介護予防に繋がっているか知ることができました。

【百歳体操。思った以上にきつかったです…】





  


【茶話会。東松島市の桃・郷土料理とても美味しかったです!】










【学生から地域住民へ事業提案。】






大学で保健師さんらのアドバイスをもとに作成した事業提案を、4グループ全ての班より発表させていただきました。
“昔のあそび”を用いた事業提案をしたところ、おはじきは市販品ではなく、藤の花の種子を山に取りにいき道具の調達から行っていたことを教えてくださいました。小さいころどのようなあそびをされていたのか、実際にお話を聞かなければわからないことが多くあることに学生は気づかされました。

とても前向きに聞いてくださり、提案内容に対し「これならできそうかも!」というお声もいただきました。


【集合写真。大変お世話になりました。】