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「やってみたいことができるようになる」ための自助具(第5回オープンキャンパス)

作業療法学専攻
今年度5回目のオープンキャンパスを開催しました。

作業療法士の仕事の説明・体験授業(担当教員 首藤和弘)

最初に少し専門的なことをお話しします。
身体障害領域の作業療法では、以下の3つのアプローチがあります。
1 手足の障害を回復させて、これまでと同じような方法で生活ができるようになる
2 病気により手足の回復が難しく、これまでと違うやり方で生活ができるようになる
3 病気により手足の回復が難しく、環境や道具を工夫して、生活ができるようになる

作業療法士が関わる対象者の中には、病気により回復が難しい対象者、回復はするものの、徐々に病気が悪化する対象者など様々です。

今回はアプローチの3の道具について、説明をしました。失った機能を補うように工夫した道具を自助具といいます。今回は自助具の使い方を紹介し、実際に体験をしていただきました。

(様々な道具を体験してもらいました)


(右手が病気で動かしにくいときに、左手の袖のボタンをとめる、はずす自助具)


(脊髄損傷の方に使用する自助具)

専攻の説明・学生生活(担当教員 香山明美、支援学生)
 

WFOTから認定していただいているため、卒業後は海外でも働くことができます。
フリートークでは、今回参加された高校生から入試形態について質問がありました。支援学生が高校生の時に選んだ入試形態と一緒だったこともあり、1~2年前のことを思い出しながら、入試のアドバイスをしていました。


今年度の一連のオープンキャンパスは今回で終了となります。参加していただいた高校生、保護者の皆様ありがとうございました。次回は学園祭と同時開催のものとなります。そちらもご興味のある方はぜひご参加ください。専攻1,2年生で開催する催しにもお立ち寄りください。