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【作業療法学専攻】2019年度第5回オープンキャンパス

作業療法学専攻
暑いなか、今年度最後の夏季オープンキャンパスが開催されました。
参加者の多くは高校1年生、2年生の方でした。みなさん熱心に参加されていました。

午前の部
・作業療法士の仕事について
・作業療法学専攻の特長について
・入試の説明
・授業体験
午後の部
・施設見学
・フリートーク

○作業療法学専攻の特長について
 作業療法士の養成カリキュラムが20年ぶりに改正されます。改正される特長を簡単に説明すると「授業時間が増加し、臨床実習時間が増加します。」このことにより、作業療法士の養成は4年間かけておこなうことが必要になってきます。そのカリキュラムを本専攻でどのように展開していのかを説明しました。


○授業体験 担当:首藤和弘【作業療法士】

 「スプリントを作ろう」というテーマで作業療法士が実際対象者の方に作成するスプリントを作る体験をしてもらいました。作業療法士は手の関節を保護して関節の変形を予防したり、麻痺した手の筋の機能を補ってできなかった動作ができるようにするために、ひとりひとりの方の手に合わせてスプリントという装具を作ります。
今回は関節リウマチの患者さんの指の関節を保護するための小さいスプリントを、熱を加えることで柔らかくなる特殊なプラスチックを材料に参加者の方に実際に作ってもらいました。作業療法士は日常でしている普通にしている動作が障害によってできなくなってしまった方に対して支援する様々な手段を持っています。今回はその一部を紹介させてもらいました。
   

○施設見学

OT専攻の授業の際に使う実習室や発達支援教室などを高校生、その保護者の方々に在学生が、説明しながら案内しました。
 発達支援教室では、この部屋がどのように使われ、学生がどのように関わっているのかを説明しています。


日常生活活動実習室では自助具や設置されている機材をどのように使うのか説明しています。
不思議な形のお箸などをみて、参加者も興味津々でした。


 評価学実習室では臨床実習でも実際に使った検査器具の説明をしています。実習でも行った検査法だったので、実体験も含めて説明していました。


○フリートーク(Welcome OT専攻)
 参加している高校生に書いてもらった質問をもとにどのように回答しようか、どのような時間にしたら参加してくれた高校生にとって有意義な時間になるかなど学生がいろいろと考えて取り組んでくれています。高校生が施設見学にいっている時間を使って考えています。
高校生からは「どうして東北文化学園大学を選んだのか?」から「作業療法士がはたらく場である特殊教育現場ではどのような仕事をしているのか?」など多岐にわたりました。それらをグループに分かれた学生たちが高校生に説明していました。
 

最後にチーズ!! お手伝いをしてくれた10学科専攻の大学生が終礼で集まる場所で撮影しました。一日お疲れ様でございました。
最後に学生食堂でアイスクリームを食べて、クールダウンです。
 

次回は学園祭と同時開催のオープンキャンパスとなります。
作業療法学専攻の学科企画や学生による有志企画を準備してお待ちしています。