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特別講座Ⅷ(震災後のまちづくりと原発問題)で東松島市視察研修を実施しました

経営法学科/総合政策学科
 去る11月8日(金)、総合政策学部で特別講座Ⅷ(震災後のまちづくりと原発問題)を受講する学生・随行指導の教員約30名が実地研修のために、東松島市野蒜地区・宮戸地区の東松島市震災復興伝承館(旧JR野蒜駅)・宮戸地区復興再生多目的施設(宮戸市民センター等)を訪問しました。

 震災復興伝承館で東日本大震災当時の現地の状況を展示している写真パネルや遺物をもとに伝承館職員の宮川氏よりレクチャーを受け、その後、約20分程度の当時の記録映像を視聴しました。また、普段は立入制限がされている旧JR野蒜駅のホームへの視察も行いました。

 その後、宮戸地区に移動して、宮戸市民センター大会議室で、震災復興後に立上げられた宮戸地区の新事業“あおみな”事業・“宮城オルレ奥松島コース”に関する事業展開について、宮戸地区復興再生多目的施設農林水産施設事務長の新沼氏よりレクチャーを受けると共に、農林水産省の補助事業として始まった農業・漁業後継者育成施設の視察も行いました。

 参加した学生たちは、東松島市野蒜・宮戸地区の震災復興後の状況を視察することで、これまで震災復興による原状復帰の状況のみならず、新たなまちづくり・地域づくりをしていく上での指針について、宮戸地区復興再生多目的施設等の視察を通じて考える機会となりました。

   ※ご協力いただきました東松島市の関係者の皆様には心から御礼申し上げます。


                 
伝承館でのレクチャーの様子                     震災遺構旧野蒜駅ホーム見学の様子

                  
宮戸市民センターでのレクチャーの様子    あおみな施設見学の様子