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淡路・渡邊ゼミ(地域政策論)が仙台市中心市街地の地域調査研修を実施しました

総合政策学科
去る6月5日午後、今般のコロナ過による遠隔授業の関係もあって延び延びとなっておりました地域調査実習を兼ねるエクスカーションが実施されました。

調査実施エリアは仙台市中心市街地の一番町・国分町周辺の東北一の繁華街で、学生達にも普段から馴染みのある場所ですが、今回は都市計画の視点から街の成り立ちを考えてみました。 

今回の調査地である一番町は元々武家地で東一番丁といって百~三百石取の中流武家の侍町でしたが、藩政時代の繁華街であった隣接の国分町に代わって、明治以降東北一の繁華街へと変容するという、都市計画史では全国でも他に見られない特異な街づくりが行われた場所です。

勿論、街全体はその面影は全くといっていい程見えないものの、唯一残る藩政時代遺構の虎屋横丁・森徳横丁との枡形(十字路が鍵形となって直進出来なくしている道)や仙台城下構築の折の東西南北の起点となった高札場(藩政時代の禁令等の御触れが出される所)の芭蕉の辻の意義、戦前から戦後にかけての社会情勢の変化による街の変容等について、指導教員の解説を聞きながら参加した学生4名は約3時間、その界隈を踏査しました。途中、にわか雨に遭遇しましたが、踏査への影響は殆どなく、無事目的を終えました。

 学生たちは「この様な視点で街中をあるいたことはない」「昔の街の様子が彷彿出来た」「街の歴史は当時の社会を反映しているのが分かった」といった意見が出されたが、指導教員からは今回の踏査で見て感じたこの街の問題点・課題について考えるよう指示されています。今後の学生の研鑽が期待されます。