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【作業療法学専攻】2021年度第2回オープンキャンパス開催報告

作業療法学専攻
今年度2回目のオープンキャンパスを開催しました。

【オープンキャンパスの流れ(完全予約制で午前、午後に開催)】
前半:作業療法士の仕事の説明、体験授業
後半:専攻の説明、学生とのフリートーク
(希望者は1回目(2回目)の育成塾へ移動)

〇体験授業 「こころの元気を取り戻す作業療法」

うつ病の方の発症から回復までの経過を作業療法士の関わりとともに説明をしました。作業療法では、ストレッチ、卓球などの軽い運動といった作業活動を実施することがあります。支援学生とともに、ストレッチ、卓球を行い、前後での心理的に変化について確認しました。


作業活動後は、「緊張」「不安」が軽減され、「楽しい、陽気な気分」の向上が見られました。短時間の作業活動ではありましたが、作業療法の効果を体験できたのではないでしょうか。
作業療法は、対象者の心身の回復状況に応じた作業療法を展開していきます。体だけでなく人のこころ・心理面(脳機能)も大切にし、再びその人らしい生活を取り戻すお仕事です。



〇専攻の説明
大学での授業は1コマ100分で、18時30分まで授業があることがあります。高校までの授業と大きく変わるため、初年次教育を充実したものにしています。また授業の中には、ゼミ形式を取り入れたものもあり、自分の意見を述べることも多くあります。

また、参加された保護者のかたとも個別にお話をさせていただきました。3年制と4年制の修業年数の違い、大学と専門学校の違いなど、詳細にお伝えしました。

〇学生とのフリートーク
3年生4名に支援してもらいました。オープンキャンパスで司会、学生生活について紹介
してもらいました。大学で何の勉強が一番難しいか、大学で使用する教科書のことなど、支援学生といろいろなお話をしていました。

今後もオープンキャンパスが続きます。体験授業では、今回とは異なる作業を用いて、作業療法の効果を体験できます。今回参加された方もぜひご参加ください。作業療法に関する新たな発見があるかもしれません。

【次回の予告】
7月25日 「こころと体を元気にする作業療法を体験しよう」
手芸や工作等を作業療法では治療に用います。作品を作る楽しみや、完成した達成感が『こころ』を元気にします。最近の研究では、作業活動が脳の働きに影響を与え、運動療法のように機能改善をもたらすこともわかってきました。簡単な創作活動後、『こころ』と『体』にどんな変化が起こるのか、実験してみましょう。