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【作業療法学専攻】授業紹介(作業療法ゼミナール)

作業療法学専攻
2年生の前期には少人数の学生と教員1名がグループとなって、色々な課題に取り組む参加型の授業(ゼミナール:略してゼミ)があります。ゼミでは、パソコンを使って効率よく医学論文を探す方法や、医療職としての心構えを養う方法などを学習します。また、普段の講義で習っていることが、作業療法の仕事にどのように役立つのかについても具体的な課題を通して学んでいきます。
 下の写真は私のグループで行ったある日の様子です。この日はちょっと趣向を変えて、手の骨折をした方のレントゲン写真を見ながら、何の骨が写っているのか、右手の写真か左手の写真か、どこが折れているのか、などみんなで話し合いながら進めました。作業療法の仕事では骨のレントゲン写真を見ることがよくあるのですが、骨や関節の構造が頭に入っていないと、どこがどうなっているのか全く分からないと思います。
骨のことは1年生の解剖学で勉強しているのですが、覚えなければならないことが多く、時に「何のためにこんな勉強をしているんだろう」と疑問に思うこともあるかと思います。でも、習ったことが作業療法の仕事をするうえでどのように役立つのかを知ることも、勉強のモチベーションにつながるのではないでしょうか。
このゼミではそんなことを意識しながら、学生の皆さんが少しずつステップアップしていくことができるように、日々の学びをサポートしています。


皆さん真剣に写真を見ています。どこが折れているのかわかるかな?


骨折している骨の部分は、しっかり正解できました! 日頃勉強していることがこんな風に活かされるといいですね。


最後にグループの皆さんと記念撮影。作業療法士を目指してこれからも頑張ってくださいね!