1年次後期に開講される「基礎セミナーⅡ」は、前期に開講される「基礎セミナーⅠ」と連携して、学生の医療人としての態度を育成することや、理学療法士の基礎となる体表解剖と機能解剖学について学習することなどを目標に行われる科目です。

　写真はその中のピアエデュケーションという講座で、上級生である3年生の協力を得て、3年生が臨床実習で学んだことを報告してもらい、経験させて頂いた対象者の方の障害構造について学習している風景です。1年次では、まだ専門的な内容をほとんど学習していませんが、1年生は真剣に先輩の発表に耳を傾けていました。3年生の雄姿に接し、尊敬の念を抱くと共に2年後の自身のあるべき姿を投影していました。これから理学療法士に向けて専門科目が増え、益々勉強が大変になってくると思いますが、今回の経験をもとに夢を持って学習に励んでほしいと思います。

　
　


科目担当：永﨑孝之、沼田純希、長井真弓
文責：永﨑孝之