【理学療法学専攻】卒業生の活躍 from Ecuador vol.17
理学療法学専攻
元本専攻教員の桂理江子先生が,現在はエクアドルで活躍されています。
桂先生よりメッセージを頂戴しましたので番外編として掲載いたします。
¡Hola,todos! ¿Como están?
みなさん、こんにちは!元気ですか?
10月も半ばを過ぎ、ひんやりする日も増えてきたのではないでしょうか。
宮城の紅葉の見ごろはもう少し先でしょうか。
昨年10月のエクアドル通信を見返すと、季節が雨季に変わって雨が降るようになったと書いていますね。
今年もまたそんな季節がやってきました。
そして先日、午後2時過ぎくらいに急に空が暗くなったと思ったら、バラバラとすごい音を立てて雹が降ってきました。
直径が1~2cmはあったので、道路は白くなるくらいでした。
その様子をみて「雪みたい!」と同僚は言いましたが、雪のような「しんしんと降り積もる・・・」情緒は皆無でした。
やはり季節の変わり目は不安定ですね。
標高が高い山では雪が降りますが、「常春の気候」と言われるキトで雪が降ることはありません。
さて、去る10月7日、宮城県理学療法士会主催、宮城青年海外協力協会および国際リハビリテーション研究会共催の「JICA出前講座」をオンラインで行いました。
平日夜の開催でしたが、60名以上の方が参加してくださり事前質問もたくさんいただき、当日も時間内に応えきれないほどで皆さんが興味をもって聞いてくださったことを大変ありがたく思いました。(時差14時間のエクアドルでは、午前6時からの講座開始に向け、4時過ぎには起床し準備を整えておりました!)

講座内容はエクアドルの魅力や生活についてと、現在行っている活動についてお話させていただきました。
以前は海外協力隊の理学療法士の活動場所は病院が多く、臨床を行いながら技術移転を求められるという要請内容が大半でした。
しかし近年は理学療法士要請の案件でも専門的な経験を求められる案件が散見されるようになりました。
教育分野もそういった要請案件の一つで、理学療法を学ぶ環境や資格を取るまでのシステムやコストについて関心が寄せられました。

現在、臨床実習施設訪問と一部授業実施と運営補助、臨床実習に係る調査と分析を主な活動として行っていますが、国によって臨床実習のあり方、職業的立ち位置(エクアドルでは理学療法士は開業権があります)が異なります。
わたしはこれらを「知る」ことと「理解する」ことは違うような気がしており、理解することに難しさを感じています。
つまり、同じ職業でありながら学びの背景が異なると理念や意識に違いを感じることがあり、それに時々憤りを感じることがあるのです。
しかし最近はなぜそう考えるのか、どういう状況がそのような思考を生むのかということを同僚と話せるようになったので(もちろん翻訳アプリのお世話になってですが)、少しは違いを受け入れることはできるようになったかもしれません。
講座ではあまり深い話はできませんでしたが、ここでの生活は全くもって(この曲は名曲ですが)「うれしい たのしい 大好き!」だけでは過ごせません。
でもやっぱりエクアドルの魅力が伝わると嬉しいな、という思いでお話させていただきました。
もしこちらをお読みになってくださっている方の中に、講座に参加してくださった方がいらしたら・・・本当にご参加ありがとうございました!
¡Nos vemos próxima vez! また次回会いましょう!
桂先生よりメッセージを頂戴しましたので番外編として掲載いたします。
¡Hola,todos! ¿Como están?
みなさん、こんにちは!元気ですか?
10月も半ばを過ぎ、ひんやりする日も増えてきたのではないでしょうか。
宮城の紅葉の見ごろはもう少し先でしょうか。
昨年10月のエクアドル通信を見返すと、季節が雨季に変わって雨が降るようになったと書いていますね。
今年もまたそんな季節がやってきました。
そして先日、午後2時過ぎくらいに急に空が暗くなったと思ったら、バラバラとすごい音を立てて雹が降ってきました。
直径が1~2cmはあったので、道路は白くなるくらいでした。
その様子をみて「雪みたい!」と同僚は言いましたが、雪のような「しんしんと降り積もる・・・」情緒は皆無でした。
やはり季節の変わり目は不安定ですね。
標高が高い山では雪が降りますが、「常春の気候」と言われるキトで雪が降ることはありません。
さて、去る10月7日、宮城県理学療法士会主催、宮城青年海外協力協会および国際リハビリテーション研究会共催の「JICA出前講座」をオンラインで行いました。
平日夜の開催でしたが、60名以上の方が参加してくださり事前質問もたくさんいただき、当日も時間内に応えきれないほどで皆さんが興味をもって聞いてくださったことを大変ありがたく思いました。(時差14時間のエクアドルでは、午前6時からの講座開始に向け、4時過ぎには起床し準備を整えておりました!)
講座内容はエクアドルの魅力や生活についてと、現在行っている活動についてお話させていただきました。
以前は海外協力隊の理学療法士の活動場所は病院が多く、臨床を行いながら技術移転を求められるという要請内容が大半でした。
しかし近年は理学療法士要請の案件でも専門的な経験を求められる案件が散見されるようになりました。
教育分野もそういった要請案件の一つで、理学療法を学ぶ環境や資格を取るまでのシステムやコストについて関心が寄せられました。
現在、臨床実習施設訪問と一部授業実施と運営補助、臨床実習に係る調査と分析を主な活動として行っていますが、国によって臨床実習のあり方、職業的立ち位置(エクアドルでは理学療法士は開業権があります)が異なります。
わたしはこれらを「知る」ことと「理解する」ことは違うような気がしており、理解することに難しさを感じています。
つまり、同じ職業でありながら学びの背景が異なると理念や意識に違いを感じることがあり、それに時々憤りを感じることがあるのです。
しかし最近はなぜそう考えるのか、どういう状況がそのような思考を生むのかということを同僚と話せるようになったので(もちろん翻訳アプリのお世話になってですが)、少しは違いを受け入れることはできるようになったかもしれません。
講座ではあまり深い話はできませんでしたが、ここでの生活は全くもって(この曲は名曲ですが)「うれしい たのしい 大好き!」だけでは過ごせません。
でもやっぱりエクアドルの魅力が伝わると嬉しいな、という思いでお話させていただきました。
もしこちらをお読みになってくださっている方の中に、講座に参加してくださった方がいらしたら・・・本当にご参加ありがとうございました!
¡Nos vemos próxima vez! また次回会いましょう!