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奥州市水沢地区のエクスカーションに行ってきました

経営法学科
 本学の経営法学部では、地域を知ることで、地域に根差した社会の構築を目指すための取組みを学ぶために、地域探求(2年次配当)・地域連携(3年次配当)の講座を開講しています。

 去る10月10日の岩沼市街地の踏査に次いで、11月14日(金)には奥州市水沢地区のエクスカーションを渡邊洋一特任教授の指導の許、経営法学部3学年の受講生6名が実施しました。

 奥州市は水沢市・江刺市・胆沢郡前沢町・胆沢町・衣川村の2市2町1村の5つの市町村が平成18年の平成の大合併で誕生した岩手県内では盛岡市に次ぐ第二の都市です。その中心をなす水沢地区には奥州市役所が置かれ、藩政時代からの水沢伊達(留守)氏の城下(水沢要害)を有する街場として発展してきました。その藩政時代からの水沢地区の現在の街の様子を踏査することで、水沢地区を含む奥州市の現在の動向を探ってきました。

 その報告を水沢で生まれ育った経営法学部3年佐藤光希が報告します。 
 
 私は今回のエクスカーションを通じて地元奥州市水沢地区の良さ・凄さを改めて感じながら現状について考えることが出来ました。今回改めて町の様子を見て回りましたが、水沢駅は新幹線駅の水沢江刺駅とは異なり、Suica等の電子システムは使えず切符のみで、地元有名人のグッズ販売や地元の祭りのイラストが描かれた自動販売機等がありましたが、町の玄関口としての役割は微妙な感覚でした。また、駅前のアーケード街も店舗は次第に少なくなって、大型店舗も撤退して空き店舗が目立つ状態となっていました。しかし、現在も頑張っている老舗の店舗周辺では、都会には無いような雰囲気のある店舗もあり、魅力的な一面も見出すことが出来ました。
 
 奥州市役所(旧水沢市役所)を尋ねてみると、入口に地元の祭りの様子を描いた壁画や地元出身の有名人の顕彰コーナー(特に現在はMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手のコーナーが大きく扱われています)や地元の名産品を扱うコーナー等、奥州市(水沢)がどのような街なのか分かるようになっていて、行政施設としての市役所の役割と共に街の顔としての役割も果たしていました。その後、私が子供の頃から地元の偉人として教えられてきた後藤新平記念館へ行き、改めて水沢の誇りとして彼の偉大さを確認することが出来ました。
 
 今回のエクスカーションでは、引率の渡邊先生より歴史的経緯とそれに伴う街の流れについての説明を受けながら水沢について見てきましたが、水沢には歴史・店舗・人の要素(材料)があることから、もっと魅力のある素晴らしい街にしていかなければならないと思いました。


水沢駅周辺の商店街案内図を見る受講生


今に残る昔の街並み


現在も営業している老舗商店


奥州市役所(旧水沢市役所)


市役所一階奥にある奥州市のガイドコーナー
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