現代社会学科2年生を対象とした社会人特別講座において、第1弾は
利府町長の熊谷大（くまがい ゆたか）氏を講師に迎え、
「利府町の挑戦 ― 地方自治とまちづくりの最前線 ―」と題した授業を行いました。。

熊谷町長は、利府町の現状と特色、そして将来的な市制移行に向けたビジョンについて、
データや実例を交えながら分かりやすく紹介されました。
特に、メディア戦略・ふるさと納税・子育て支援・移住施策・教育のICT化など、
利府町が取り組む多角的な政策について、町長自らの経験を踏まえたリアルな視点で説明いただきました。
また授業後半では、町長が示す「超一流の役人を目指す心得」についてのお話があり、
責任を持って役割を果たす姿勢や、挑戦を続ける職員のあり方など、学生のキャリア形成に直結するメッセージが語られました。

今回の授業を通じて学生たちは、地方自治体が地域課題にどう向き合うのか
住民の暮らしを良くするために行政がどのような戦略を立てているのか
行政職員に求められる姿勢・学び続ける重要性といった“行政の現場ならではの視点”を強く実感する機会となりました。

現代社会学部では、社会の第一線で活躍する専門家をお招きし、
キャリア形成を築いて自分の将来を真剣に考え就職活動へつなげる支援しています。