2025年11月13日（木）に、仙台市立仙台高等学校の「スペシャルデイ」研修として、「“できる”を支える 〜共に生きるってどういうこと？〜」というテーマで参加型の講座を開催しました。
本講座では、「障害」とは何かを身近な例から考え、作業療法士がどのように人々の生活を支えているか、体験を通して学ぶ内容です。
作業療法士2名が講師をしました。

高校生の皆さんには事前学習として、自宅にて「1時間程度、利き手を使わずに片手で生活する」体験をしてもらいました。

参加した高校生からは様々な体験談が聞かれました。
・箸を使ってご飯を食べるのに苦労した
・片手で服を脱ぐのはすぐにできたが、着ることが大変、時間がかかった
・お風呂に入ったときに、背中が洗えなかった
・パソコンやスマホの文字入力が片手でできたが、時間がかかった
・手の使用は難しいが、足は利き足でない方でもサッカーボールを蹴ることができた



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
上記の体験を基に、作業療法士はどのような工夫、視点で対象者を応援しているのか、動画の事例もご紹介しながら、お話させて頂きました。
参加してくれた高校生の純粋な感想、とても良い気付きに講師一同、感心しとても有意義な時間でした。
本講座に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
皆さんの進路選択のお手伝いができて嬉しかったです。