今年度第１回目のオープンキャンパスを実施しました。

作業療法士の仕事の説明・体験授業（担当教員　矢萩未来）

体験授業では軽く体を動かす作業を用いて作業前後の心理的な変化を一緒に確認し、短い時間でも作業が人の心理にプラスに作用することを実感しました。運動というと、理学療法をイメージする方も多いと思いますが、精神障害領域の作業療法でも運動がよく用いられます。作業療法や脳科学（精神、心理）の視点から運動の効果を説明しました。

専攻の説明・学生生活（担当教員　香山明美、支援学生）

専攻の教育の特徴や専攻で取り組んでいる認知症プロジェクトについて説明をしました。

（３年生の支援学生）
４年間の学生生活や臨床実習に向けた取組等を説明しました。

キャンパスツアー
今年度からキャンパスツアーを再開しました。ADL室や発達支援教室などの実習室を回りました。その後は、参加していただいた高校生の皆さんと学生、保護者の皆様と教員でフリートークを行いました。

（基礎医学実習室：解剖学や生理学実習で使用）

フリートークの中で頂いた質問では、「高校生のうちに重点的に勉強したほうがいい科目はありますか？」、「授業時間は何分ですか？」など、具体的な質問が多くありました。
支援学生からは、「生物の勉強が入学後の生理学の授業で役立った」とアドバイスさせていただきました。また、本学は100分授業で、時間割を示しながら説明しました。

他にもアルバイトのこと、リハビリテーション専門職であるPTではなく、OTになりたいと思った理由など、さまざまお話をさせていただきました。理学療法士と作業療法士で悩んでいる方も多くいらっしゃるようです。オープンキャンパスに参加して先輩に話を聞いてみませんか。

次回のオープンキャンパス（7/2）
模擬授業　発達障害領域の作業療法
「遊びは子どもの心と体を育てます！」
発達障害（こども）領域の作業療法では、遊びを通して子どもを支援します。遊びが子どもの心と体を育てる仕組みについて、体験を通して実感してみましょう。