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学科専攻NEWS

新着情報

2023年度第2回オープンキャンパス

作業療法学専攻
今年度第2回目のオープンキャンパスを実施しました。

作業療法士の仕事の説明・体験授業(担当教員 本多ふく代)
作業療法士の働く領域は近年拡大していることを説明しました。多くの作業療法士は病院や老健施設で勤務していますが、近年は児童発達支援事業所などの福祉施設や刑務所等でも活躍しています。
(地域作業療法学演習の授業では刑務所で働く作業療法士の方に来ていただきました。こちらの専攻ニュースの記事をご覧ください

模擬授業では、まず、固有受容覚という関節の曲げ具合や力の入れ具合を知ってもらいました。感覚の育ちに課題のある自閉スペクトラム症の子どもの事例について、どんな遊びが育ちを助けるかについて学びました。帽子をかぶるなど、体のサイズを変えてゴムひもをくぐるという遊びをして、遊びの中に感覚を育てる側面があることを体験してみました。

専攻の説明・学生生活(担当教員 高木大輔、支援学生)

専攻で取り組んでいる台湾大学との交流について説明をしました。コロナウィルス感染症が流行するまでは、互いに訪問していましたが、現在はオンライン交流を継続しています。


(2、3年生の支援学生)
学生生活の説明では、2年生では勉強が難しくなるけれども、友達と支えあいながら乗り切ったこと、やりがいがでてくることを話していました。臨床実習では最終日に対象者の方と別れることが少し寂しかったことなどの感想を述べていました。

キャンパスツアー
今年度からキャンパスツアーを再開しました。ADL室や発達支援教室などの実習室を回りました。
ADL室では生活を支援する自助具について体験していただきました。発達支援教室の遊具で、模擬授業で学んだことを体験していただきました。その後は、参加していただいた高校生の皆さんと学生、保護者の皆様と教員でフリートークを行いました。
大学と専門学校との違い、大学の授業での課題やレポートのことなどについて沢山の質問を頂きました。

〇次回のオープンキャンパス(7/23)
模擬授業 身体障害領域の作業療法
「心と体の健康を作業バランスから考えよう!」
作業療法士が大事にする作業の意味や価値について、身体に障害を持つ方の例を紹介しながら作業バランスからみた日常生活の捉え方と健康との関係について体験を通して学べます。
次回は、宮城県高大連携事業とタイアップした模擬授業になります。さらに中身の濃い内容になります。