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3.11の記憶を旧野蒜駅震災復興記念館へ

現代社会学科
もうすぐ東日本大震災から13年目になろうとしています

今年卒業する学生は震災当時、小学校4年生でした。
小学校で大地震にあい、上靴を取りに行くことなく裸足で帰った子や
親が来るまで不安な時間を小学校で過ごした、女の子は泣いていたなど
記憶もしっかり残っています。
それから12年が過ぎ、被害の大きかった地域に出向き当時の事象に向き合い、
過去、現在、未来にどのような課題があるのか考えることも大事な学習です。
3.11の記憶を旧野蒜駅震災復興記念館で4年生最後のゼミを行いました。
川のおかげで津波が3.7mでおさまった砂彫刻家保坂氏の作品
折鶴に乗っている女の子の表情が鎮魂を祈願しているように見える。

(学生の感想)
・旧野蒜駅震災復興記念館では津波の高さ、被害の大きさ、当時の映像を拝見して、改めて地震、津波の恐ろしさを実感したと同時に後世に伝えなくてはいけないと改めて思いました。
・テレビやラジオの情報だけでなく、そこの地域に長く住んでいる人の話や海に詳しい人の話も聞くなどして様々な角度からの情報を聞くようにしたいと思った。また、震災復興記念館で見たビデオのように、どんな状況でも人のことを思い合えるような人になりたいと思った。
・私たちはその記憶や経験を伝え、もう二度とあのような悲劇を繰り返さないように語り継いでいく必要があると考える。