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【医療福祉学部FD研修会】「生」を支える人や社会のあり方を考える 

理学療法学専攻
 学園祭期間中、医療福祉学部とNPO法人「境を越えて」の共催企画のイベントが開催されました。

これは神経難病等で重度に障害を持っても在宅で生活している人たちの生活とその置かれている状況を知り、どのような専門職がどのように彼らを支援できるかを考える機会とすることを目的としたものです。

 この企画はNPO法人「境を越えて」の本間里美氏(本学理学療法学専攻4期生)協力のもと実現できたもので、第1部は映画「風が生きよという」の鑑賞、第2部は当事者や家族、学生ヘルパーによるトークイベントを行い、それぞれの立場から生の声を頂きました。

 また、筋ジストロフィー当事者である岩崎健一氏、航氏ご兄弟の画と詩の作品展、写真家柏原絵美氏の写真展も同時開催されました。

 

 

 

 

 イベントに参加した方からは以下のようなご感想を頂戴しました。

「生きがいとなる活動を支援していきたいと思った(30代女性 作業療法士)」

「普段見ることができないものを経験できた(10代男性 学生)」

「当事者の方の様々な活動を知ることができた(10代男性 学生)」

「50年後には人工呼吸器ユーザーと街中で会っても二度見されない時代になると思う(40代女性 当事者家族)」


 作品展・写真展をご覧になった方からは以下のようなご感想を頂戴しました。

「命の尊さを教えてくれてありがとうございました(10代女性 大学生)」

「これからはマイナスな面のみを考えるのではなく、その人が感じるプラスなこと、幸せだと思うことは何だろう?と考えるくせをつけたいと思った(20代女性 学生)

「難病でもやりたいことをして生きていける社会になるといいと思う(50代女性 一般)」

「パソコン画と詩の内容にとても感動しました(60代男性 一般)」

 静謐の中に訴えかけてくる作品たちに多くの方が心打たれたのではないかと思います。

 期間中、足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
また、企画の運営にお力添えをしてくださった方々にも厚く御礼申し上げます。

文責:桂理江子
小林武、桂理江子(理学療法学専攻 企画世話人)