本学の経営法学部では、地域を知ることで、地域に根差した社会の構築を目指すための取組みを学ぶために、地域探求（２年次配当）・地域連携（３年次配当）の講座を開講しています。

　３年次開講の地域連携Ⅱでは、長町の活性化や今後の取り組みについて課題として調査・研究を進めており、去る10月24日（火）には担当の渡邊特任教授の指導のもと、受講生６名が長町界隈のエクスカーションを実施しました。この報告を経営法学部３年山内渉がいたします。

　まず私たちは宮城県仙台市太白区長町周辺の探索を行いました。太白区中央市民センターへ赴き、長町に関連する資料や子育て・バリアフリーの基本構想・仙台の水源などの資料や古書が置いてありとても興味深く感じました。
　次に長町周辺を散策しながら古往今来となる長町について説明を頂きました。長町はもともと畑や娯楽施設（パチンコ店など）が多く道路もありませんでした。しかし、今では保育園や飲食店・駅・警察署・スーパー・クリニックといった充実し快適で住みやすい街と活性化し人口も増加する傾向にあります。私が考える長町の活性化はお寺や神社といった歴史・史跡が多くあることからスタンプラリーの実施と「長町と言ったら○○」というキャッチフレーズをもとにご当地グルメの考案を考えました。
　今後は若い世代にも中心的に活躍していく場なので、注目してもらえるような街作りを強化していきたいです。また、長町に足を運んでもらうきっかけにも繋がれると幸いです。

長町地区全景


JR長町駅


長町界隈の散策の様子


笹谷街道追分の道標


常蔵院観音堂
（二十三夜堂）


舞台八幡神社（左）と蛸薬師堂（右）